仙台に行ってきました。駅前にあるekituziという期間限定のイベントスペースで90分のセミナー（写真）。その後、東北の美味しいものを囲んで懇親会というイベントでした。

仙台は東京駅から新幹線でわずか90分という近さですが、気候は随分違います。東京では滅多に着なくなった厚手のダウンを着込んで、ストーブの置かれた室内でも着たままで失礼しました。暑がりの私がこんな感じですから、如何に寒いかということです。それでも、地元の方のお話では昨日は暖かい方だと言ってました。

あっという間に行ける仙台ですが、資産運用に関する東京との情報格差はかなりあるように感じました。東京では頻繁に開催されている資産運用セミナーも仙台では珍しく、最新の情報はなかなか入ってこないようです。

逆に、東京には東北の情報が入ってきません。2011年の震災からもう8年が経とうとしています。震災直後には多くの有名人が現地でボランティア活動をしていましたが、今では震災の記憶も風化してきています。

地元の有力紙河北新報には、今朝の朝刊の一面に震災後の生活に苦しむ人たちの記事が大きく掲載されています。しかし、全国紙で報じられることは、あまりありません。

丸の内朝大学マネーコミュニケーションクラスの東北スタディツアーは2013年から開始して、昨年まで継続してきました。今年も講座が開講すれば行ってみたいと思っています。また3月には有志で気仙沼に出かけてみようと計画しています。震災の記憶が薄れる今こそ、東北とのご縁を深めていきたいと思っています。

昨日のセミナーには、福島のいわき市から高速バスに乗って駆け付けてくれた方もいらっしゃいました。福島も震災で大きな被害を被ったエリアですが、今までは行く機会がありませんでした。今年は、新しい場所に行くことになるかもしれません。

震災をきっかけにご縁ができた東北。これからも細く長くお付き合いを続けていきたいと思います。

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※内藤忍、及び株式会社資産デザイン研究所、株式会社資産デザイン・ソリューションズは、国内外の不動産、実物資産のご紹介、資産配分などの投資アドバイスは行いますが、金融商品の個別銘柄の勧誘・推奨などの投資助言行為は一切行っておりません。また、投資の最終判断はご自身の責任でお願いいたします。