4月27日から10連休となるゴールデンウイークが個人的にはとても憂鬱であることは、以前のブログにも書きました。
ただでさえ、多くの人が一斉に「統一行動」をするこの時期の集中を、なぜさらに加速させるような休日を設定するのか?本当に理解できません。
予想されたことですが、この期間のフライトチケットは、予約殺到で、既に大幅に値上がりしています。
日本からのホノルル便が、エコノミークラスで、約50万円。パリ行きなどの欧州便には、60万円を超えるチケットもあるようです。通常ならビジネスクラスに搭乗できるような価格です。
しかも、この期間に出かけたら、空港カウンターもチェックインの大行列。ラウンジも大混雑。そして機内は満席で、現地も日本人だらけで大混雑。サービスも悪く、気持ちの良いバケーション気分が味わえる訳ありません。
私は、このゴールデンウィークは、極力東京にいるようにして、大混雑が終わってから、ゆっくり旅行でも行こうかと思っています。
「ゴールデンウィークの憂鬱」はそれだけではありません。
株式市場の休場は、個人投資家にとって流動性を低下させる憂鬱な事態ですが、もっと個人の日常生活に直接影響するのが、銀行の営業です。
銀行やコンビニのATMは、連休直前の4月下旬に、お金を引き出す人や、振込の手続きをする人たちで大混乱すると予想します。
現金は休み中でもATMから引き出せますが、不安に思う人は、現金を手元に置いて置こう思うからです。そんなみんながイライラしている4月26日にメガバンクのシステム障害など発生しないことを祈りたいと思いまず。金融システムを運営している人たちは、私よりももっと憂鬱だと思います。
長期間みんなで一斉に休むことによって、より一層みんなで疲弊してしまう日本。大型連休明けの5月7日には休みに疲れ切って、憂鬱な気分のビジネスパーソンたちで、オフィス街が溢れかえりそうです。
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