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「初めての人のための資産運用ガイド」シリーズが、また増刷となりました(リンク先は携書版)。これで累計24万部となり、投資関連書籍では珍しいロングセラーとなっています。

最初に書いた携書版は、 2015年になりますから、もう4年前になります。短期に爆発的に売れるより、こうして長い間多くの読者の方に支えられてきたことが、著者として最高に嬉しいです。

この本に書いてある、金融資産を使った長期分散投資という投資手法は、今までもこれからも色褪せることのない資産運用の大原則です。その大切なルールを丁寧に解説したことが、多くの個人投資家の方から評価されたと分析しています。

しかし、このような「真っ当な」資産運用の方法は、銀行や証券会社のような日本の金融機関においては、あまり紹介されることがありません。

インデックスファンドを使った低コストのアセットアロケーションを重視した資産運用は、なぜ広がらないのか?その理由は、インデックスファンドで長期保有する投資法は金融機関にとっては、収益性が低い「不都合な投資方法」からです。

インデックスファンドの信託報酬はアクティブファンドに比べて低く、銘柄選択や投資タイミングの面白みもありません。

ストーリーを作り、銘柄選択や相場見通しのレポートを見せながら、高コストで収益が期待しにくいアクティブ型の運用商品を販売する方が、金融機関の経営としては都合が良いのです。

しかし、個人投資家の投資目的は、面白いストーリーを教えてもらうことではなく、資産運用で収益という結果を出すことです。そのために、どのような投資のスタイルを取るべきかは、金融機関は教えてくれません。

私のスタイルは、自ら投資をする事で「人体実験」し、その中から良いと思うものは個人投資家の皆様にご紹介するというやり方です。

今も、金融商品に限らず、新しい投資対象を次々と「実験」し、投資のフロンティアを広げています。

今の仕事のモチベーションは、著書やセミナー、講演などを通じ、多くの日本人のお金に対する考え方を変え、人生を豊かにする具体的な方法を伝授すること。そのために、これからも役に立つ情報を提供し続けていきます。

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※内藤忍、及び株式会社資産デザイン研究所、株式会社資産デザイン・ソリューションズは、国内外の不動産、実物資産のご紹介、資産配分などの投資アドバイスは行いますが、金融商品の個別銘柄の勧誘・推奨などの投資助言行為は一切行っておりません。また、投資の最終判断はご自身の責任でお願いいたします。