2020年も早稲田大学(写真)と明治大学で、資産運用について教えることになりました。どちらも社会人を対象とした実践的な内容で、4月からの開講予定です。

早稲田大学は、2001年から毎年担当していますから、ついに20年目。これまで、30回以上開講してきましたが、興味深いのは、受講生の人数が、日経平均に連動して増減する事です。

日経平均が上昇すると、受講生の数は増えます。逆に株価が下落すると、減ってしまうのです。リーマンショックの直後は受講者が20名以下になってしまいましたが、当時の日経平均は7000円台。絶好の買い場でした。アベノミクスで日経平均が2万円を超えると受講生は50名を超え、キャンセル待ちになりました。

これは本来あるべき姿とは真逆の現象です。下がった時こそ、多くの受講生に投資を始めてもらい、上がり過ぎたら警戒すべきなのです。

個人投資家が投資タイミングを考えて取引をすると、うまくいかないのは、このような感情的な行動を取ってしまうからです。

だから、ロジカルな資産運用ができるようマネーリテラシーを高めないと、資産形成では成功できないのです。

いわゆる「年金2000万円問題」をきっかけに、ようやく日本でも資産運用に対する重要性が理解されるようになってきました。

早稲田大学に学びに来る人の多くは、投資未経験者です。しっかりとした基本を身につけてもらい、失敗しないお金との付き合い方をマスターして欲しいと思います。

来年の4月まで待ちきれないという方は、資産設計実践会の画面からメール登録して、今週末11月9日10日の午後に開催される説明会&ワークショックに参加してください。大学で10時間かけて教える内容を、2時間のダイジェスト版でお話します。

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※内藤忍、及び株式会社資産デザイン研究所、株式会社資産デザイン・ソリューションズは、国内外の不動産、実物資産のご紹介、資産配分などの投資アドバイスは行いますが、金融商品の個別銘柄の勧誘・推奨などの投資助言行為は一切行っておりません。また、投資の最終判断はご自身の責任でお願いいたします。