<お知らせ>【登録者数1200名突破!】2020年2月から、ブログの内容をユーチューブ動画でも解説しています。「内藤忍チャンネル」にチャンネル登録をすれば、毎日見逃すことなく動画でもご覧いただけます。是非ご登録ください。

自分が贔屓のお店を心配するのと同じくらいに、いやそれ以上に、自分が経営しているお店にも危機が迫っていることを実感します。

小池知事がバーやナイトクラブといった場所への外出を自粛するよう要請したことで、ワインバーというカテゴリーに分類されるSHINOBY’S BAR 銀座も、ダイレクトに影響を受けてしまいました。

SHINOBY’S BAR 銀座は、店員が席について接客するようなお店ではなく、カウンターよりもテーブル席が中心です。骨付きラム(写真)のようなお肉料理をメインにしたプリフィックスコースが中心で、ビストロに近い業態です(味には自信ありますw)。しかし、今月に入ってからは、客足がパタリと止まりました。

2月、3月は常連のお客様にも来ていただき、何とか売り上げが出ていましたが、今月はかなり深刻です。

今週の状況次第では、当面臨時休業することも、決断しなければならないと思っています。

飲食店は、休業して収入がゼロになっても、家賃や待機しているスタッフへの給与の支払い等、お金がどんどん出て行きます。

真綿で首を絞められるような、プールで水かさがどんどん上がってくるような、ジワジワとくる恐怖感があります。

幸い、当社の場合、飲食の売り上げに占める比率も高くなく、事業を多様化しています。また、現預金や金融資産など流動性の高い手元資金も十分に備えていますから、焦りはありません。

とは言え、いつまで続くのかわからないこの状況が何をきっかけに変わっていくのか。その具体的なスケジュールは見えていません。

あれこれ考えをながら、思い出すのは、東日本大震災の時の東京です。原発事故による放射線量の増加、埋め立てエリアでの液状化現象、タワーマンション上層階の激しい揺れとエレベーターの停止など、様々な問題が指摘されました。

しかし、それらの恐怖感も、いつしか忘れ去られ、多くの人は昔と変わらないライフスタイルに戻っています。

コロナウイルスは油断できない深刻な感染症ですが、いずれ少しずつ飲食店に客足が戻り、旅行する人が増え、日常生活に戻っていく。時間軸の問題だけ、と信じています。

利用客としての視点と、経営者としての視点は違います。2つを混同することなく、後悔のない意思決定をしていくつもりです。

ちなみに、本日も17時から通常通り営業しています。皆様のご来店をお待ちしています(来店前にご一報いただけると助かります)。

SHINOBY’S BAR 銀座
東京都中央区銀座5丁目10-10 6F
03-6280-6757

■ 毎週金曜日夕方に配信している無料のメールマガジン「資産デザイン研究所メール」。メールアドレスとお名前を登録するだけで、お金の不安を解消するための具体的な方法をご紹介します。

■ 「初めての人のための99%成功する不動産投資」、シリーズ累計30万部を超えた「初めての人のための資産運用ガイド」など、今までに出版された書籍の一覧はこちらから。

※内藤忍、及び株式会社資産デザイン研究所、株式会社資産デザイン・ソリューションズは、国内外の不動産、実物資産のご紹介、資産配分などの投資アドバイスは行いますが、金融商品の個別銘柄の勧誘・推奨などの投資助言行為は一切行っておりません。また、投資の最終判断はご自身の責任でお願いいたします。