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コロナショックで大きく変わった仕事のスタイルの1つが、セミナーのオンライン化です。
今まで会場で開催していた「相続1日集中ゼミ」(写真)も、今回(6月27日)はオンラインで開催することになりました。私もゲストとして登壇いたします。
始めた当初は、オンラインセミナーにはメリットしか無いと思っていましたが、回を重ねる毎に、デメリットや改善の余地があることもわかってきました。
以前にも書いたように、オンラインセミナーの参加者のメリットは、交通費と移動時間をかけて、わざわざ会場まで行かなくて良いことです。自宅でリラックスした状態で参加でき、途中何か用事があれば抜け出すことも可能です。参加者によっては、音声でセミナーを聞きながら、別のことをしている「ながら受講」もあるかもしれません。
アクセスしやすいことから、東京だけではなく全国からの参加となり、海外からの参加者の比率も高まります。以前開催したオンラインセミナーでは世界9か国からの参加がありました。
主催者から見てもオンラインセミナーには会場コストの削減というメリットがあります。また、会場に行かなくてもリモートで登壇でき、場合によっては登壇者がバラバラな場所にいても開催可能ですから、スケジュール調整がやり易いメリットもあります。
逆にオンラインセミナーのデメリットは、リアル感が感じにくく、講師の熱気や人柄といった直接会わないと伝えにくいことがあることです。表情やジェスチャーなどが伝えにくいですから、コミュニケーションの方法にもリアルセミナーとは異なる工夫が必要です。
また、グループディスカッションをしようとしても、顔を知らない初対面の人とやるのは抵抗がありますから、リアルな会場のように積極的に参加する人の数が少なく、別の方法を考えなければなりません。
さらに、セミナー終了後のコンタクトもリアルなセミナーに比べると難しくなります。やはり人間というのは顔を見ながら話すと親近感がわくようで、オンラインだけで話をしても距離感がなかなか縮まりにくいのです。
今後、すべてのセミナーをオンライン化するのではなく、会場で開催するセミナーも並行して開催します。SHINOBY’S BAR 銀座でのセミナーは、6月16日と6月25日の2回予定しています。
試行錯誤しながら、参加される方に様々な選択肢を提供して、受講者の方にメリットが提供できる方法を見つけていこうと思います。
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