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日本経済新聞の日曜版に、最近レストランが、インスタグラムやユーチューブで、自分のお店の料理のレシピを公開する動きが広がっていると紹介しています。

そう言えば、私の友人の青池さんが経営している東銀座のラ・ボッデガイアでも、オーナーの青池さんが、家庭でも簡単にできるイタリアンの作り方を、ユーチューブで次々とアップしています(写真は青池さんがアップしたウニの冷静カルボナーラ)。

作り方をわかりやすく解説した動画はこちらから見ることができます。

秘伝の調理方法や料理のコツを公開するのは、お店の一番大切な財産を無料でバラまいてしまう無謀な行為に見えます。

しかし、実は公開したお店にこそ、大きなメリットがあると言うのです。

まず、プロのレシピで作ることで、周りの人たちのレベルが上がっていきます。すると、作った人たちから改善提案や料理の工夫のアイディアがたくさん返ってくるそうです。それによって、オリジナルの料理を更に進化させることができます。

また、インスタグラムやユーチューブで拡散されれば、お店のハッシュタグが付けられ、知名度が上がっていきます。レシピが広がれば、その元祖として、お店の評判が高まることになります。

さらに、それを見て、実際にお店に行って食べてみたいという人も増えてきます。

特に、レシピを見て自分で作った人は、元祖との違いがどこにあるか、比較してみたくなるのは良く分かります。お店でシェフと料理方法について語りながら、作ってもらった料理を味わえるなんて、最高に粋なレストランの楽しみ方だと思います。

このように考えていくと、秘伝のメニューを門外不出で隠し通すより、積極的に公開し広げていく方が、情報提供側も圧倒的にメリットが大きいことがわかります。

自分が持っている情報を、まず相手に提供する。それによって、結果的に与えた以上のギフトをもらうことができる。

だから、もし何かが欲しいと思ったら、まず与えることから始める。先に、自分が何かをもらおうとする「テイク(Take)」ではなく、人に何かを与える「ギブ(Give)」から始めることの大切さがよくわかります。

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※内藤忍、及び株式会社資産デザイン研究所、株式会社資産デザイン・ソリューションズは、国内外の不動産、実物資産のご紹介、資産配分などの投資アドバイスは行いますが、金融商品の個別銘柄の勧誘・推奨などの投資助言行為は一切行っておりません。また、投資の最終判断はご自身の責任でお願いいたします。