■【購読者5万人!】毎週金曜日17時に配信している無料のメールマガジン「資産デザイン研究所メール」。メールアドレスとお名前を登録するだけで、お金の不安を解消するための具体的な方法をご紹介します。

数十年前に、会社の同僚がしめ鯖を食べてアニサキスに当たってしまい、夜中に激痛でのたうち回ったという話を聞いたことがありました。生魚で生きている寄生虫が胃や腸で暴れまわるのが原因で、体内から取り除くことで治癒することができます。

最近、SNSでアニサキスアレルギーの話を目にすることが多くなりました。

これは寄生虫によるアニサキス症とは別もので、アニサキスの成分に反応して起こるアレルギー反応です。アニサキスが生きていなくて死骸であっても、体内に入ることで激しい痒みなどが発生し、最悪の場合ショック死してしまうという恐ろしいものだそうです。

このアニサキスアレルギーというのは、原因不明である日突然発症するようです。

実際になった人が書いている文章を読むと、魚介が含まれる食品を体内に入れると激しいアレルギー反応が起こるため、焼き魚や刺身といった魚介だけではなく、かつお節の出汁が入った総菜、魚のエキスが入っているスープなどを食べることが大きなリスクになるようです。

食事によって常に発病の恐怖と戦わなければならないという緊張を常に求められるだけではなく、食事の制限が極めて広範囲に必要となり、外食に関してはほとんど絶望的になってしまうことになります。

しかも、一旦アレルギー反応が出てしまうと、アレルゲンを完全除去(つまり魚介類を一切摂取しない)して、IgE検査の数値を下げるという生活を続け、数値が0レベルまで下がったら、今度は逆に少しずつ体内にアレルゲンを取り込んでいく減感作療法をするしかないようです。それでも、数値が下がらなければ、そのままの食生活をずっと続けていかなければなりません。

日本人の食生活には魚介類が欠かせません。自分の毎日食べているものを考えても、魚介類のない食事というのは一日も無いと言って良いでしょう。

食事制限というのは、食べることに喜びを感じる人にとっては、人生のクオリティ・オブ・ライフを極端に下げることになります。

原因がわからないので、誰にでもある日突然アレルギー反応が起きるリスクがあるのです。私は幸いにもまだアレルギー反応が起こっていませんが、予防方法が無い(わからない)というところが、何とも恐ろしいところです。

※追記:発症確率を減らすための2つの方法
1.魚の内蔵は食べない(なぜならアニサキスの死骸がたくさん内蔵にいる)
2.疲れて抵抗力が落ちているときは、刺身などの魚介類は避ける

■ 「初めての人のための99%成功する不動産投資」、シリーズ累計30万部を超えた「初めての人のための資産運用ガイド」など、今までに出版された書籍の一覧はこちらから。

※内藤忍、及び株式会社資産デザイン研究所、株式会社資産デザイン・ソリューションズは、国内外の不動産、実物資産のご紹介、資産配分などの投資アドバイスは行いますが、金融商品の個別銘柄の勧誘・推奨などの投資助言行為は一切行っておりません。また、投資の最終判断はご自身の責任でお願いいたします。