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東京オリンピックの選手村は、2024年に晴海フラッグというマンションに生まれ変わります。

今年の秋から、その分譲が再開されることになるようです。

オリンピック選手がSNSなどで、晴海フラッグの風景や室内の様子を大量にアップしたことから、物件の注目度や知名度は急速に高まっています(写真はネットから)。

また、周辺の湾岸マンションの価格は、ここ数年上昇傾向にあります。もし、販売価格が2年前と同じレベルで抑えられれば、元々割安な晴海フラッグの割安感がさらに際立つ可能性もあります。

物件の人気は2年前よりも更に高まり、購入申し込みの競争率はかなり高くなるのではないかと予想します。

一方で、懸念材料もあります。完成は3年後ですから、それまでの経済環境の不透明さもあります。

大規模マンションですから、完成すれば供給戸数は一気に増えます。投資用に購入している人は、完成後に売却するか、賃貸に出すことになります。供給過剰から値下がり、あるいは賃貸が付かないリスクも存在します。

このような様々な要因を考慮して、それでも購入しようというのであれば、私はできるだけ広い部屋を購入するのが良いと考えています。

ボリュームゾーンの部屋は、供給が多い分希少性が低く、他の物件とも競合しやすいと考えるからです。

100平米を超える部屋になると、周辺物件でも供給数は少なく、所有者に有利になるのではないかと思います。ただし、広い部屋になると価格も高くなりますから、購入できる人は限られてきます。

晴海フラッグの他の物件にはない強みは、中央区のアドレスで、広い部屋に比較的割安な家賃で住めることです。

購入者の1人として、今後の販売状況がどのようになるか、静かに見守りたいと思います。

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※内藤忍、及び株式会社資産デザイン研究所、株式会社資産デザイン・ソリューションズは、国内外の不動産、実物資産のご紹介、資産配分などの投資アドバイスは行いますが、金融商品の個別銘柄の勧誘・推奨などの投資助言行為は一切行っておりません。また、投資の最終判断はご自身の責任でお願いいたします。