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数年前に日本でもベストセラーとなったフランスの経済学者トマ・ピケティー氏の「21世紀の資本」。

この本が世界的に人気となったのは、「r>g」という不等式によって、世界経済の問題点を指摘したところにあります。

ピケティー氏は、18世紀までさかのぼって各国の経済データを分析し、r(資本収益率)がg(経済成長率)を上回っているという分析結果を導き出します。

つまり、資本を使って運用することによって得られる富(r)は、労働によって得られる富(g)よりも成長速度が早いことを示しています。これが、富める者をより豊かにし、格差を拡大する要因になっていると指摘したのです。

ここ数年、日本でも資本を使って行う資産運用が大きく注目され、経済的豊かさを実現するためには、働くことよりも資産運用が必要との考え方が広がってきました。

私はFIRE(Financial Independence, Retire Early)のような早期リタイアで仕事をやめてしまうことは薦めませんが、仕事をしながら並行して資産運用して、お金にも働いてもらう事は、極めて重要だと考えています。

問題はその方法です。様々な資産運用の指南をする「専門家」がいますが、そのほとんどは継続性や再現性のない方法です。

「r>g」の重要性に気がつくことも大切ですが、それをどのように具体化していくかを間違えると、思わぬ結果になってしまいます。

資産運用には経済的合理性にかなった「正しい方法」が存在します。金融資産には金融資産の、実物資産には実物資産の運用方法があり、その2つをどのように組み合わせるかというアセットアロケーションを中心に資産運用するのがベストな方法だと考えます。また、お金の借り方も重要なテーマになります。

資産デザイン研究所では、そのような真っ当な投資方を、個人投資家の皆様にわかりやすく伝えていきたいと思っています。

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※内藤忍、及び株式会社資産デザイン研究所、株式会社資産デザイン・ソリューションズは、国内外の不動産、実物資産のご紹介、資産配分などの投資アドバイスは行いますが、金融商品の個別銘柄の勧誘・推奨などの投資助言行為は一切行っておりません。また、投資の最終判断はご自身の責任でお願いいたします。