150925Shogun

「SHINOBY`S BAR 銀座」の運営をお願いしている神楽坂kemuriのオーナー岡田さんから、銀座にオープンしたお店(写真は店内)の集客に関して相談を受けました。飲食店素人の私の答えはシンプルに「顧客の声を聞け」です。

開店当初の新規店にお客さんが増えるのには時間がかかります。2月に開店したSHINOBY`S BAR 銀座は、初月から300名の来店がありましたが、これは例外。その秘密は書籍にも詳しく書いていますが、入念な準備があったからです。

お店というのはロケットスタートで勢いをつけないと、時間の経過と共に、資金もスタッフのモチベーションも下がっていき、「負のスパイラル」に陥ってしまいます。その前に手を打たなければなりません。

来客数が、思ったように伸びない理由はいくつか考えられます。

1.知名度が低い
知られていないなら、広告やキャンペーンで来てもらうことです。良いお店であれば、口コミでリピーターが増えて、ジワジワと来店数が増えていくはずです。ただし、広告にはコストがかかります。飲食サイトの営業に煽られて、中途半端な無駄玉を打つと、更なる収益の悪化につながるだけです。

2.場所と業態が合っていない
学生街で高級フレンチやっても流行りませんし、住宅街でクラブをやってもお客さんは来ません。狙っている客層が本当にそこに来るのかを考えて、立地と提供しているものがミスマッチであれば、軌道修正が必要です。

3.味や接客、価格設定に問題あり
「価値<価格」となっていれば、お客さんはリピートしません。もしそうなっているとしたら、抜本的な改善が必要です。

思い通りにいかない時に、やるべきこと。それは、あれこれ自分で考えるよりも「できるだけ多くの人のフィードバックをもらい、最後に自己責任で決断すること」です。

SHINOBY`S BAR 銀座の開業時、コンサルティングでお世話になった岡田さん。私が、ご恩返しのつもりで提案したのは、モニターの募集です。普段提供している看板料理を半額で提供し、感想をフィードバックしてもらうことです。

すると、岡田さんは早速、10月にモニター会を企画して、お客様の声聞いてみることにしたようです。ファンの人だけではなく、一度も行ったことの無い人、お店の存在さえ知らない人にもこの機会に、銀座のお店に行ってみてください。私も顔を出すつもりです。

モニター当日、会場に集結するスタッフを入れた25名の目を通して、何かが見えてくるはずだと確信しています。スタッフ入れて先着25名限定ですので、参加希望の方はお早めにFacebookページから参加表明を!

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