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昨日は不動産投資家として著名な浦田健さんと、スリランカからのゲストマリック・カーダーさんの3人で「スリランカ不動産ビジネス進出セミナー」を開催しました。当日の追加申込みを含め、定員の40名を超える来場となり、平日の午後にも関わらず、渋谷のセミナールームは凄い熱気でした。

スリランカセミナーの講師をしたのにも関わらず、私はスリランカに行ったことがありません。現地の情報に関しては、先月視察に行った浦田さんと、スリランカ人のマリックさんにお任せして、グローバルに見た海外不動産の投資機会の探し方についてお話しました。

スリランカは2009年に内戦が完全終結してから、目覚ましい発展を遂げています。勤勉な国民性もありますが、それ以外にも国としてのアドバンテージがあるのです。

1.アフリカや中東とアジアの中間点に位置する絶好のロケーション。人口12億人のインドや1.8億人のパキスタンのゲートウェイとして、「南アジアのドバイ」「インドの香港」としての地位を狙っています。

2.一人あたりのGDPが3000ドルとフィリピンと同レベル。本格的な経済の発展段階にあり、成長率も7%を超えています。

3.インフラ整備が遅れており、外国人向けサービスアパートやビジネスホテルなどが不足しています。

4.世界遺産が8つある、美しいビーチがある、美味しい食事がある、観光資源豊富な国です。インフラが整備されれば、世界の観光客が押し寄せるポテンシャリティがあります。

5.海外からの投資を促進しようという政府の基本方針があり、投資環境が整っています。外国人個人のコンドミニアム購入は6階以上のフロアに制限されていますが可能です。また、法人設立によって土地と建物の所有権(あるいは99年のリース権)を持つことも可能です。

まだ、日本の投資家にはほとんど注目されていないスリランカ。現時点では、個人投資家が購入できるようなコンドミニアムはほとんど存在しないようですが、逆に言えば大きなチャンスです。

浦田健さんと早速を企画して、9月末に現地を視察することにしました。セミナー終了後、早速4名のお申込みが入りました。

法人向けのツアーではありますが、スリランカの投資のチャンスはどこにあるかは現地に行ってみないとわかりません。もしかしたら、個人投資家にも日本からは見えないオポチュニティが隠されているかもしれません。これは、1年前にカンボジアに出かけた時に似た気持ちです。

また、ワクワクする新興国が1つリストに追加されました。一緒にワクワクしたい方、コロンボでお会いしましょう!