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軽井沢は、10月に入るとかなり冷え込みます。半袖で歩いている人は、私くらいのもので(笑)、女性はブーツの人も多く、ダウンジャケットももう珍しくありません。

おいしい空気とリラックスできる空間に身を置いていると、以前から考えていた「東京脱出構想」がまた頭をもたげてきます。

軽井沢に移住して、仕事がある時だけ、東京に新幹線や車に乗って出かける生活になったら、どうでしょうか?メリットとデメリットを考えてみました。

メリット1 自然の中で健康に暮らせる
軽井沢に来ると、なぜか気持ちがリラックスして、心が落ち着きます。空気も水も東京とは違っているからでしょうか?自然の中で生活していれば、きっと心も体も健康になる気がします。また、採れたての野菜や新鮮な食材も魅力です。

メリット2 生活コストが下がる
家を買うにしても、借りるにしても、東京に比べれば安くなるはずです(場所と広さにもよりますが)。また、毎月の食費も自炊をすれば、かなり下がるはずです。東京で外食して、タクシーに乗ったりする生活からすれば、遥かに生活コストは下がります。

メリット3 東京と遜色ない文化がある
観光客がたくさん訪れる軽井沢には、都会の文化もあります。軽井沢銀座に行けば、美味しいコーヒーも飲めますし、都内で食べるのと変わらないガレットがあったりします(写真)。田舎生活と都会生活のいいとこ取りができるような気がするのです。

しかし、デメリットもたくさんあります。

デメリット1 2つの生活環境に分かれて非効率
軽井沢に住んだとしても、恐らく仕事で東京に行く機会はかなり出てくると思います。週に3日くらいになれば、東京にも拠点が必要になります。東京と軽井沢という2つの場所を行き来する生活は、非効率で意外に疲れてしまうかもしれません。

デメリット2 冬は寒すぎる
軽井沢は東京から新幹線で1時間というのが魅力ですが、問題は冬の寒さです。夏の快適さと引き換えに、厳しい冬を過ごさなければなりません。果たして、冬に耐えられるのか?経験しないとわかりません。

デメリット3 やはり生活面の制約は多い
東京と遜色ない文化があるといっても、利便性では劣ります。コンビニエンスストアは条例で11時には閉まってしまうそうですし、飲食店も閉店時間が早く、選択肢も限られます。東京のような気ままな生活をそのまま持ち込むことはできません。

国内海外を問わず、将来は東京以外の場所にも生活の拠点を持ちたいと思っていて、軽井沢もその候補の1つになるのではないかと思っています。現時点で何か具体的にアクションを起こそうと思っている訳ではありませんが、このように「妄想」してみると、理想と現実のギャップがいろいろと見えてきますね。

(ホテルブレストンコート「No one’s recipe」の朝食のガレットは軽井沢独自のカリッとした味わいでした)

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