image

昨日はルナパークグループの代表取締役庄司氏を講師にレジャーホテル投資セミナーを開催しました。会場となったSHINOBY`S BAR 銀座は15名の参加者で満席。極めて希少性のあるテーマに会場はいつになく盛り上がりました。

レジャーホテルとは、インターチェンジや繁華街から少し離れた場所に密集しているアミューズメントホテルです。以前は業界に対するダーティなイメージから、投資家から敬遠されていましたが、今ではシンガポールの投資家が関心を示すなど、国内外から有望な投資先として注目を集めています。金融機関もかつてはノンバンクしか対象にしていない業種でしたが、有力銀行が融資に参入するなど環境は激変してきています。

しかし、現在日本各地で運営されているホテルの多くは、家族経営の零細企業であり、近代的経営が遅れている施設の中には経営難に陥り、廃業するケースも増えています。

そのような案件を購入して、事業計画書を作成し、リノベーションし、近代的な数値管理を取り入れることで業績を立て直すオペレーターをやっているのが、ルナパークグループです。

シティホテルやリゾートホテルとは異なり、この業界には独特の営業ノウハウがあります。また、法律の規制も厳しく高い専門性が求められますが、そのノウハウを持っている企業は極めて少ないのです。

また、投資家層が変わりつつあるとはいえ、まだ限られた投資家しか参入しないマーケットです。売り上げの40%が粗利という高収益業態なのに、まだ有望な物件がたくさん残っている。ここまで大きな「歪み」は、なかなか見つかるものではありません。

アベノミクスもオリンピックもこの業態には関係はありません。リーマンショックになっても、需要に大きな変動は無かったと言います。売上が安定しているのもこの業態の特徴です。

今回のセミナーでは、具体的な物件の運営状況や、金融機関からの融資の条件など極めてリアルなお話を伺うことができました。参加者に配布された資料には、実際の売上や収益の推移のデータまであって、ここまで情報開示して良いのかと思うほどの充実した情報。偏見や先入観で業界を見て欲しくないという庄司氏の思いを感じました。

投資金額は数千万円からと決して小さくはありませんが、ノウハウを持った専門家とコラボレーションすることで、リスクをミニマイズしながら高い収益を狙える、数少ない不動産。

他の人がやらないからこそ、そこに投資機会が眠っている。投資における「脱・横並び」の重要性を今回も痛感しました。

※毎週金曜日に配信している「資産デザイン研究所メール」。資産を守り増やすためのヒントから、具体的な投資のアイディア、そしてグルメな情報まで、無料でお届けします。メールマガジン登録会員数は、もうすぐ18,000名です。