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昨年の9月に、不動産コンサルタントの浦田健さんの案内で視察に出かけたスリランカ。毎食カレー(写真)を食べた思い出が懐かしい国ですが、いよいよスリランカ投資に関して具体的なプロジェクトが動き出す可能性が出てきました。

浦田さんは、国内不動産投資の第一人者で著作も多数あり、今はマレーシアに在住。昨年から1年かけてスリランカマーケットを調査し個人投資家向けの投資案件の開発を行っています。既に現地で合弁の会社も設立。スリランカ人パートナーとプロジェクトを進めています。このプロジェクトの詳細が固まり、いよいよ個人投資家向けに紹介されるタイミングが近づいてきたのです。

私がスリランカを投資対象として注目・検討しているのは、3つの魅力があるからです。

1つは経済環境です。スリランカは、26年間に渡った内戦が6年前に終結。急速な近代化を進めていますが、内戦の影響で特に不動産セクターでの開発が遅れています。内戦終結からわずか5年でGDPは2倍を超えました。

現在、1人当りのGDPは3,000ドル超でこれはインドネシア、フィリピンと同じレベルです。また、購買力平価換算では6,000ドル超となり、ASEAN諸国ではタイに次ぐ水準となっています。

しかし、急速に高まる消費意欲とは裏腹に、スーパーマーケットやショッピングモールといわれるものがほとんどありません。いわゆるナショナルブランドの進出も遅れています。また、今後、急速な経済発展にともない、各国からの企業進出が見込まれますが、長く続いた内戦のため、ホテル、オフィスなどの整備もかなり遅れています。

不動産投資に大きな先行者利益を得られるチャンスがあると思われるのです。

2つ目は観光立国としての魅力です。現在、来日する外国人は年間200万人程度のスリランカですが、実は小さな国土に世界遺産を8つ持っている観光資源国でもあります。空港滑走路の増設や第二ターミナルの増設工事が予定されており、今後、来日外国人の増大が期待されています。

しかし、3つ星や4つ星クラスのホテルの供給も足りておらず、良質なビジネスホテルの新設も実は隠れた投資ニーズになっているのです。今回の投資対象もコンドミニアムではなく、ホテルを想定。

大きな「歪み」を狙える機会があると考えています。

そして3つ目は浦田氏の、スリランカ政財界との太いパイプです。前回の視察でも、ツアー参加者全員と国土土地大臣一家とのプライベートダイニングが実現したり、政財界の幅広い人脈を実感しました。浦田氏のビジネスパートナーであるディランタ氏は、私も面識がありますが、レーサーとして知られるスリランカの国民的スターでもあり、実業家でもあります。

浦田氏の信用力も今回の大きな魅力になると思います。

具体的な投資案件は、詳細を詰めている段階で、まだ未確定な部分もありますが、1000万円台で投資が可能で、実質利回りも国内の2倍以上を狙え、さらにキャピタルゲインの期待もできるような仕上がりになる見通しです。

海外不動産投資ですから、当然大きなリスクがあります。想定通りの物件が完成するのかどうかは、不確定な部分もまだ残っています。そのリスクと引き換えに大きなリターンを狙う投資ということができます。

9月に浦田さんと一緒にセミナーを開催する予定ですが、こちらは金曜日配信の資産デザイン研究所メールで先行案内する予定です。これから年末にかけて、物件の詳細が明らかになり、現地の視察ツアーなど様々な企画を進めていきます。

海外不動産投資の新しいフロンティアとして期待できるスリランカ。カレーだけではなく、不動産投資にも大きな魅力がある注目のエリアです。

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