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日本財託の天田さんが書いた新刊「農業大卒の僕が29歳で年間170戸のマンションを売って日本一の営業マンになった秘密の方法」が発売より一足早く届きました。店頭には恐らくこの週末には並ぶと思います。

天田さんと出逢ってから、実はまだ2年ほどしか経っていませんが、私より2回り近く若い世代なのに、勤勉な仕事ぶりにいつも刺激を受けています。車も乗らないし、プライベートよりも、とにかく仕事を最優先。仕事に一途に打ち込むストイックな姿勢を見ていると、何だか応援してあげたくなってしまうのです。

本書の中には私も「キーマン」として何ヶ所か登場していますが、天田さんの営業マンとしての実績は、当たり前のことを愚直に続けることの大切さを教えてくれます。

営業の仕事をしていて、成果が上がらず悩んでいる人はたくさんいると思いますが、特に高額の不動産や保険といった商品を販売している人に共通しているのは、「商品を売っているのではなく、営業マン自身を売っている」ということです。天田さんもセミナーなどでは、商品の細かいスペックやリスクについてきちんと説明していますが、最終的に投資家が判断する基準は、商品に納得したからではなく、天田さんに納得したからです。だから、同じ商品でも別の営業マンからは買わないのです。

そう考えると営業マンに大切なことは、自分自身を磨くことに尽きるということになります。何かお客様から信頼されたり、いい人だなとか凄い知識や人脈を持っていると思われ、その人自身とのつながりが欲しいと思われるようになれば、その時点で営業すべきことは無くなってしまうのです。

天田さんと私に共通することは、自分が良いと思うものを自分自身でも購入し、それをお客様にすすめているということです。天田さん自身も自社のワンルームマンションを8戸も保有し、自らが投資して良かったと心から思っているものをお客様に説明している。だから説得力が違うのです。お客様と「同じ船に乗る」ということの大切さを良く理解しています。

本を書くと人生が変わることがあります。天田さんは就職、そして新人の営業マン時代に挫折を味わったそうですが、今や日本一の営業マンになりました。出版に満足することなく、今の真面目でストイックな姿勢をこれからも持ち続け、さらなる高みを目指してほしいと思っています。

<参考図書>
「農業大卒の僕が29歳で年間170戸のマンションを売って日本一の営業マンになった秘密の方法」 天田浩平

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