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昨日は第2回 世界の資産運用フェアの初日でした。雨の中、初日だけで前回を上回る来場者があり、会場は肌寒い外とは別世界の個人投資家の熱気に包まれていました。

25社のブース(写真)と並行して5回のパネルディスカッションも開催。こちらも、朝の10時の初回から立ち見が出る人気でした。昨日のパネルディスカッションの要点をまとめておきたいと思います。

1.新興国の不動産投資について
(1)通貨安や政治リスクなどの不安要因はあるが、5年~10年の投資スパンで考えれば、成長によってリスクは軽減される
(2)プレビルド物件への投資はデベロッパーの信用を確認する
(3)キャピタルゲイン、インカムゲインどちら(あるいは両方)を狙うか投資戦略を明確にする
(4)投資対象国としては、マレーシア、タイ、フィリピン、カンボジア、スリランカ、ベトナムなど

2.北米不動産の魅力について
(1)新興国に比べ安定しているが、利回りはその分低くなる可能性あり
(2)ウォルトンやReDevのように小口化して100万円~500万円程度で投資でき、過去2ケタの平均利回り(IRRベース)を実現したものもある
(3)建物比率が高い木造の築年数の古い戸建て物件を購入し、4年償却による節税を実現することも可能

3.インデックス投資資産形成術
(1)アクティブ運用でインデックスを上回るのは難しい
(2)三菱UFJ国際投信はETFとしてMAXISシリーズ、インデックスファンドとしてeMAXISシリーズというインデックス商品を提供している
(3)アセットアロケーションを考えるツールとして、マネックス証券のビジョンβのような無料ツールは有効
(4)インデックス運用のデメリットを改善するスマートベータなど新しい投資商品がこれからも出現する

4.金融資産を使った外貨マル得運用術
(1)FXの為替の取引コストは外貨預金の数百分の1、現受を使えば海外不動産投資の資金調達が低コストで可能
(2)FX取引会社は、スプレッド(取引コスト)、使いやすさ、会社の信用の3点で選ぶ
(3)YJFX!のトレードコレクターは為替取引をする人ならチェックしておいた方が良い
(4)プルデンシャル生命のような外貨建ての保険に強みのある会社の商品なら、守りの外貨資産形成が可能
(5)保険には、生命保険控除、利益確定時、相続時の3つの節税メリットがある

ご興味ある方は、本日も各社がブースを出していますので、詳しい資料をもらったり説明を受けることができます。また新興国の中でも人気があったスリランカは来週こちらのセミナー(残席3)がありますし、ブースが出ていないベトナムに関しては、9月27日にこちらのセミナーがございます。どちらのセミナーも私も講師として登壇します。

本日(8月30日)のパネルディスカッションの予定は次のようになっています。全てのセッションに内藤忍がモデレーターとして登壇します。

10:00〜10:30 先進国不動産はこう攻めろ!
11:30〜12:00 税金を学ぼう~賢い納税者になるために
13:00〜13:30 フィンテック~資産運用の新しいフロンティア
14:30〜15:00 新興国の不動産投資はここだ!(3)
16:00〜16:30 金融資産と実物資産の「ハイブリッド投資」の時代(ゲスト金森重樹氏)

昨日と同様、当日受付も可能ですので、これからのお金との付き合い方を変えるきっかけが欲しい方は是非ご来場ください。本日もお楽しみ抽選会、書籍ご購入の方へのグラスワインのプレゼント、そして「内藤忍の資産運用虎の巻~実物資産編」をご用意してお待ちしております。

それでは、本日も会場でお会いしましょう!

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