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浦田健さんと一緒にスリランカ不動産投資セミナーを開催しました。平日の昼にも関わらず、お申込みは100名で満席。新しい投資エリアに対する個人投資家の皆さまの関心の高さを感じました。

スリランカは6年前に内戦が終わり、その後の急速な経済発展で成長している国ですが、鉄道や道路、空港といったインフラの整備が追い付いていません。ホテルの数も不足していて、大きな「歪み」があると思われます。ところが昨年視察に行ってわかったことは、投資する物件が見つからないのです。

そこで浦田さんは、自ら現地で合弁企業を立ち上げ、デベロッパーとしてホテル建設に乗り出すことにしたのです。地主と交渉して、等価交換でプロジェクトを進める合意を取り付け、2年先の完成を目指して話を進めています。

まだ詳細な設計図も無く、施工業者も決まっておらず、地主との最終合意もこれから。実際にホテルが完成するかどうかもわかりません。極めて不確実性が高く、リスクの高い状態です。

投資家は、ホテルの一室を区分所有することになりますが、投資金額は日本円で800万円台から。最初の支払いは300万円程度です。ホテルの収入から70%程度がオペレーションのコストとして差し引かれ、利益を投資金額に応じて配分する仕組みです。インカムゲインはホテル全体の稼働率によって左右されますが、周辺のホテルの稼働率から想定される利回りは、コスト差引後で2ケタに届く水準になりそうです(保証はされていません)。

投資家にも大きなリスクのある投資ですが、最も大きなリスクを取っているのは実は浦田さん本人です。現地に資本金を投下し、人を雇って、時間とコストをかけて毎月のように現地入りしています。もし、プロジェクトがとん挫したり、大きな問題が発生すれば、経済的損失だけではなく、10年以上に渡って築いてきた信用を失うことになってしまいます。

週末のセミナー開催を希望する方が多いので、10月3日の午後に第2回のセミナーを開催することにしています。今回と同じように金曜日配信の資産デザイン研究所メールで先行案内いたします。

またセミナーに参加された方を中心に11月以降に現地の視察ツアーも予定しています。浦田さんや私と同じ船に乗りたいという方は、ご一緒しましょう。

新興国で見つけることができる「歪み」は、いずれ解消されていきます。これはスリランカでもきっと同じです。そして「リスクを取らない人にリターンを語る資格はない」というのも、どんな投資でも共通です。

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