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6月に出版した「初めての人のための資産運用ガイド」が、遂に7万部になりました。2か月でこのペースは今までにない売れ行きペースです。

写真は出版元のディスカヴァー・トゥエンティワンの書店営業の方が撮影した店頭のランキングですが、ビジネス書で1位になっています。他の仕事やプライベートに忙しくて、気が付きませんでしたが、出版社の営業の方の力強いサポートのお蔭で、売上のペースはさらに加速しています。

既に出版社内部では、「10万部プロジェクト」が立ち上がって、販売促進のアイディアを色々と企画していると聞きましたが、昨日オフィスにお邪魔して聞いてみると、10万部は通過点。次のターゲットは15万部になっているということです。

私自身これまで30冊以上の書籍を出版してきましたが、2005年に出した「資産設計塾シリーズ」が累計13万部ですから、10年ぶりにその記録を塗り替えられるかもしれません。

では、本書はなぜ売れているのか?他の本との違いを自分なりに分析してみると、1000円という価格とコンパクトな構成にも関わらず、個人投資家にとって必要な、資産運用の基本的な考え方から、具体的な金融商品、不動産、そしてワインなどの投資方法が網羅的に解説されているからだと思いました。

資産運用の書籍のほとんどは、金融商品だけ、あるいは不動産投資だけ、というように投資対象ごとに「タコ壺化」しています。しかし、読者が知りたいのは、すべての投資の可能性を網羅的に俯瞰(ふかん)し、その中で自分にとって最適な組み合わせを見つけていくことです。

また、全て自分自身が自分のお金でやっていることを書いているので、読者は著者と「同じ船に乗る」ことになります。人にすすめるけど、自分はやらないというのではなく、自分がやってみて良かったと思うことをまとめているのです。絶対儲かる方法ではありませんが、責任を持って書いているところが安心感につながっているのだと感じています。

お金の正しい知識はこれからますます日本人にとって必要不可欠なものになっていきます。必要なお金を手に入れて、お金の悩みから解放される。

「今は、お金がないから投資はできない」と思っている人にもやれることはあります。10万円から始められる方法を書籍を読んで「勉強」するだけでは無く、「実践」することで、自分の未来を自分の力で変えていってください。

<参考図書>
「初めての人のための資産運用ガイド」 内藤忍

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