病気になったら医者に行く、あるいは法律トラブルに巻き込まれたら弁護士に相談するのは、誰でも当たり前だと思っています。しかし、お金の増やし方や使い方に敢えてコストをかけて相談する人はあまりいません。
お金の増やし方と言えば、ファイナンシャルプランナーへのような「資産運用のプロ」のコンサルティングに相談料を払おうという人が少ないのは、なぜでしょうか。その理由の1つは、資格を持っている人に相談したからと言って、本当にそれに見合う成果が得られるかどうかが不透明だからだと思います。有能で具体的なアドバイスをしてくれる人もいれば、まったく価値を提供してくれない人も残念ながら存在する。その見分けができないから、躊躇してしまうのです。
しかし、どんな分野であっても、本当に信頼できる専門家を見つけることができれば、自分でやるよりもずっと高品質な情報やサービスを受けることが可能になります。費やす時間やコストに見合う成果があることがはっきりすれば、それには価値を認める人が必ずいるということです。
これはお金の使い方についてもまったく同様です。
私がビジネスでもお付き合いをしている男性は、ファッションに関するコンサルティングという新しい価値の創造に挑戦しています。洋服選びというのは、普通は自分でお店に行って適当に気に入ったものを購入していると思いますが、そこにプロの視点を入れるという発想です。
フォーマルはスーツスタイルから、お休みの日のカジュアルなスタイルまで。コンサルティングしてもらうと、プロの目利きでここまで変わるのかと驚きます。
実は、多くの人の服装センスは、年齢を重ねても進化せず、気が付かないうちに劣化しているのです。例えば、50代の人が20代のセンスで止まってしまえば、30年前にはお洒落だったとしても今はもう通用しません。また、どのようにアイテムを揃え、それを上手に組み合わせていくか、自分のサイズにきちんと合った洋服をどうやって選ぶかといった専門的なノウハウは、指摘されないとなかなか気が付かない重要なポイントです。
ファッションという分野にも、専門家のコンサルティングはとても役に立つのです。このサービスが万人に受け入れられるかどうかは、信頼できるアドバイスが出来るかどうかにかかっていますが、少なくとも多くの素人が勝手に選ぶよりは、圧倒的な目利きをしてもらえるはずです。
お金の増やし方にも専門家のアドバイスが必要なのと同様に、お金の使い方にも専門家のノウハウを導入することで、より賢い活用方法が見つけられます。ご興味ある方は、今週配信の資産デザイン研究所メールをご覧ください。
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※内藤忍、株式会社資産デザイン研究所をはじめとする関連会社は、資産配分などの投資アドバイスは行いますが、金融商品の勧誘・推奨などの投資助言行為は一切行っておりません。