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「初めての人のための資産運用ガイド」の8刷が完成して、出版社から見本が送られてきました。昨年の6月に発売された書籍ですが、今年に入ってからも売れ行きは落ちていないそうです。このまま20万部に向けてさらに加速して欲しいと思っています。

年初からは株安円高が続き、2月からは日銀がマイナス金利を導入するなど、出版されてから金融環境は大きく変化していますが、本書に書いている投資手法は環境の変化でも変わりません。リスクをコントロールしながら、長期でリターンを狙う堅実な方法です。

これから資産運用を始める人には2つの方法があることをわかりやすく説明しています。

1つは、低コストのインデックスファンドを活用して、自分でアセットアロケーションし、グローバルに分散投資する。そして、積立を活用して資産を積み上げる、金融商品による資産形成の方法。

そしてもう1つは、お金を借りる力を使って、自己資金70万円で借入を行い、2000万円前後の国内不動産に投資をし、家賃収入でローンを返済して資産形成をする不動産を使ったレバレッジ投資法です。

どちらが良い方法かということではなく、リスクやメリットを比較検討して、自分自身に合った方法で始めれば良いのです。私はどちらの方法も自分で実践していますから、そのメリット・デメリットを知っています。自分の投資経験でわかったことを全て書籍の中に盛り込んだつもりです。

幸い書店さんからの評価も高く、幅広い読者にアピールできるということで、続編の図解版を作るという企画も立ち上がりました。新書版ではなく、大きなサイズで図表を追加して、さらに誰でも手に取って読める内容を目指します。コンビニエンスストアなどで展開するようなイメージになると思います。

今年はあまり出版には力を入れるつもりは無かったのですが、3月に新刊が出版され、その後も3冊くらいは出版することになりそうです。

実は、一番書籍化したいコンテンツの1つが資産デザイン研究所メールで連載している「グルメ設計塾」のカラー版なのですが、こちらは出版社からはまったくお声がかかりません(笑)。

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※内藤忍、及び株式会社資産デザイン研究所をはじめとする関連会社は、資産配分などの投資アドバイスは行いますが、金融商品の個別銘柄の勧誘・推奨などの投資助言行為は一切行っておりません。