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昨年発売した「初めての人のための資産運用ガイド」は相変わらず売行き好調で、増刷が続き20万部に向け快走中です。アマゾンのレビューも20近くまで増えてきましたが、高評価と低評価に広く分布しているのが他の書籍にない特徴です。

書籍を書いたりセミナーを開催したりすると、応援してくれるファンの方と共に、揚げ足を取って批判したり、様々な方法で攻撃をしてくる「アンチ」の人が出てきます。

例えば、先日開催した「第3回世界の資産運用フェア」での対談の内容についても、後日ブログで批判的な記事を書いている人がいました。この手のライブでは、出来るだけ正確で役に立つ情報を提供したいと思っていても、登壇者の勘違いや知識不足で誤ったことを伝えてしまうことはゼロとは言えません。細かい数字の誤りを指摘するより、大きな流れや、結論を理解してもらうことの方が大切なのですが、そうは思わない人もいるみたいです。

書籍やセミナーで、批判をしている「アンチ」の人たちに共通するのは、匿名やハンドルネームで登場して、自分は安全な場所に逃げ隠れしていること。そして私の書いていることや、発言を本人よりも良く知っているということです(笑)。

メールマガジンを熟読し、このブログも毎日読んで、セミナーやコンサルティングにまで出席し、その膨大な情報から矛盾や誤りを指摘する。発言したり、書いた本人でさえ、覚えていなかったり、意図していないような内容が引用されていて驚くこともあります。

アンチと言えば、私は、プロ野球の中日ファンなのですが、それよりはどちらかというと「アンチ巨人ファン」でした。中日が勝つかどうかよりも、巨人が負けるかどうかの方が圧倒的に気になる。そんな私は、実は最大の巨人ファンだったことに気が付きました。

影響力の大きなビジネス書作家には、人気に比例してアンチなファンがたくさん付いています。ホリエモンこと堀江貴文さんや、カツマーこと勝間和代さんのような人たちのアマゾンの著書レビューを見ると、アンチな人たちにどれだけ愛されているかが、良くわかります。

私も、ようやく少しずつアンチなファンの方が増えてきたようですが、まだまだ数としては少ないようです。と言っても、挑発コメントを繰り返して、敢えてアンチなファンを増やそうとする「炎上商法」をやろうとは思っていません。

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※内藤忍、及び株式会社資産デザイン研究所をはじめとする関連会社は、資産配分などの投資アドバイスは行いますが、金融商品の個別銘柄の勧誘・推奨などの投資助言行為は一切行っておりません。