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プライベートで海外に出かける時、観光をするよりも滞在を楽しむスケジュールが多くなりました。短時間に予定をきっちり立てて慌ただしく移動するより、リゾート地に長期で滞在して、生活するように過ごすパターンです。

そんなリゾート地に東京から行くとすると、場所の選択にはいくつかの条件があると思います。

1.直行便が飛んでいる
直行便が無い場所の場合、乗り継ぎで待っていたりするだけで、エネルギーを消耗してしまいます。フライトの間に最低でも2時間くらいの待ち時間がありますから、結局制定でも3時間くらいは余計に時間がかかってしまうのです。荷物の再チェックインや空港内での移動など、できれば1回で終わらせたいもの。

また、成田空港ではなく、羽田空港からの直行便が空港までのアクセスも空港内でのアクセスも圧倒的に便利です。

2.時差が余りない
アジアのリゾートは時差の少ないところが多くなりますが、欧米になるとかなりの時差が出てきます。ハワイなどは時差の少ない方ではありますが、アジアよりは少し時差の負荷がかかります。着いてからの体調や、戻ってからの生活のリズムを整えられるためにはなるべく時差が無いのが理想です。

3.食事が美味しく、インフラが整っている
リゾート地もインフラが整っているホテルが増えてきました。現地のローカルフードだけではなく、本格的なパンや和食まで提供するところが珍しくなくなっています。食事やワインが美味しくないと、せっかく風光明媚な場所に来ても、ちょっと残念な気持ちになってしまいます。またお部屋のセンスや清潔さも重要な要素になると思います。

4.気候が良い
気持ちの良い風が吹いていて、気温が快適で湿気もあまり無いのが理想ですが、なかなか条件を満たすリゾートはありません。アジアのリゾートはアクセスは良いのですが、高温多湿という点では、欧米のリゾートに軍配が上がります。どのシーズンに行くかにもよりますが、日本では味わえない快適な気候の中で過ごしたいものです。

5.価格がリーズナブル
色々と条件を付けてみましたが、価格も大切な要素です。フライトの価格は距離に比例しますから、アジアよりも欧米の方が割高になります。また現地の滞在するホテルのグレードによって価格が変わってきますが、欧米よりもアジアのリゾートの方が同じレベルでも価格は安価と言えます。

このように考えてみると、すべての条件を満たすリゾートというのはなかなか見つからないことがわかります。

アジアのリゾート(プーケット、セブ、バリ、パタヤ)、欧米のリゾート(カンクン、リオデジャネイロ、ハワイ、南欧)など色々なリゾートに出かけてきましたが、なかなか決め手はありません。

となると優先順位をどこにおいてセレクトするかが大切です。世界には、日本人が知らないリゾートがまだたくさんあります。これからの日本人の旅行スタイルも、エリアがさらに広がって、きっと観光型から滞在型に変わっていくはずです。

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※内藤忍、及び株式会社資産デザイン研究所をはじめとする関連会社は、国内外の不動産、実物資産のご紹介、資産配分などの投資アドバイスは行いますが、金融商品の個別銘柄の勧誘・推奨などの投資助言行為は一切行っておりません。また投資の最終判断はご自身でお願いいたします。