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「カンボジアの軽井沢」と呼ばれるキリロム(写真)で大学をゼロから作り始めた猪塚さん。来月、来日されると聞き、11月9日に渋谷のキリロム工科大学東京オフィスでこちらのセミナーを開催することにしました。

このプロジェクトは、キリロム工科大学と呼ばれるテクノロジーを英語で勉強させる大学の学生寮に対する投資です。

9年間で最大10%以上の賃貸利回りを保証するという、投資家にとっては魅力的な利回りになっています。同時に、利回りが高すぎることから「怪しい投資」を思っている人も多いと聞きます。

しかし、ここで注意しなければいけないのは、この投資は新興国のコンドミニアムに投資するような不動産投資とは似て非なるものだということです。

学生寮投資といっても、投資家は物件の土地の所有権を持つ事はできません。建物をリースバック取引で大学側にレンタルすることによって、賃料を受け取る仕組みになっています。

賃料の支払いが継続されるかどうかは、キリロム工科大学の運営組織に対する信用リスクになります。

学生寮という建物は存在しますが、実質的には猪塚さんが始めた理想の大学を作るというベンチャー企業に対する投資と考えることもできるのです。そう考えれば、賃貸利回りとして保証しているリターンも、リスクに見合ったものと納得できるはずです。

投資の判断材料は、事業推進の中心人物である猪塚さんの経営手腕、そして運営主体の経営リスクになります。

キリロムには、私自身も足を運び、実際にリゾート施設に宿泊してみました。荒削りながら、急速に開発が進み、リゾートと大学の一体運営が進んでいます。

新興国の不動産投資とは異なる、他にはない社会貢献型の投資。リスクは高いかもしれませんが、内容もしっかり理解せず、端から否定するのではなく、話を聞いてみて最終判断すべきだと思います。

これから、5年後10年後にプロジェクトがどのようになっているか。その未来像を考えるヒントとして、セミナーに来てプロジェクトの内容そして推進者である猪塚さんのビジョンを聞いてみてください。

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※内藤忍、及び株式会社資産デザイン研究所、株式会社資産デザイン・ソリューションズは、国内外の不動産、実物資産のご紹介、資産配分などの投資アドバイスは行いますが、金融商品の個別銘柄の勧誘・推奨などの投資助言行為は一切行っておりません。また、投資の最終判断はご自身の責任でお願いいたします。