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投資に限らず人生全てにリスクがあります。何かを始めようとすると、リスクばかり目がいってしまい、行動にうつせない人がいます。

例えば、仕事で転職したい、起業したいと思っても、失敗したらどうしよう、今より悪い状況になったらどうしようとネガティブに考える。下ばかり見て、結局アクションにつながらない。そんなタイプです。

投資も同じような人がいます。証券投資は暴落が怖い、不動産投資で借金するのは怖いと、いつまでも悶々としている人がいます。投資をしないと、今のままでは老後の不安は解消しない。それがわかっていても、リスクを取ることを躊躇してしまうのです。

しかし、リスクと言うのは実際に取ってみると、取る前に考えているほど大きくない。これが、転職や投資のリスクを取ってきた経験者としての実感です。

30代の頃、大手信託銀行から従業員100人足らずの外資系投資顧問会社に転職した時も、さらにその2年後に社員4人のマネックスの創業に参加した時も、当時は清水の舞台から飛び降りる気持ちでした。でもやってみると、どちらも大したリスクではありませんでした。

48歳で起業した時も、最初にあれこれ悩んだような心配事は、一つも実現しませんでした。

投資も同じです。 4年前に初めてお金を借りて不動産投資を始めました。借金には抵抗がありましたが、実際には危険なものではなく、逆に安心を与えてくれました。お金を借りることで、人生は豊かになることを知ったのです。

今や、10億円近い借り入れをしていますが、借りる前に想定していた程のリスクは感じません。むしろ、もしお金を借りていなかったらと思うと、その「やらないリスク」にゾッとします。

物事はあれこれ考えるより、実際にやってみる。そうするとやる前に考えていた心配事が、ナンセンスで馬鹿らしく見えてきます。

そう考えると、せっかくやってみたいと思うことがあるなら、リスクに躊躇しないでやった方が良い。

人生を振り返った時、耐えられないのは「やって後悔」することより圧倒的に「やらない後悔」です。もし失敗しても、次に成功すれば良いのです。そう考えれば、すべてのことは大したリスクではありません。

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※内藤忍、及び株式会社資産デザイン研究所、株式会社資産デザイン・ソリューションズは、国内外の不動産、実物資産のご紹介、資産配分などの投資アドバイスは行いますが、金融商品の個別銘柄の勧誘・推奨などの投資助言行為は一切行っておりません。また、投資の最終判断はご自身の責任でお願いいたします。