成功とは「今は得られていない自分の夢や目標を達成すること」と定義することができると思います。成功している人に共通しているのは、リスクを取っているということです。

親や先祖の七光りが無ければ、現状を変えるためには、自分で行動して成功と思える状態を手に入れなければなりません。

そのためにはリスクを取る必要がありますが、リスクを取れば当然失敗の可能性が高くなります。多くの人が、リスクをとる事に踏み切れないのは、失敗が怖いからです。

リスクを取る恐怖というハードルを越えるためには、まず小さなリスクから取ってみる事。そして、それを積み重ねることです。

例えば、いきなり会社をやめて、起業するのは、無謀です。でも、会社で仕事をしながら、別のビジネスを始めるなら、リスクはかなり限定できます。

あるいは、全財産を株式の1銘柄に投資するのは、明らかにリスクの取り過ぎです。しかし、インデックスに分散して投資すれば、リスクコントロールが可能です。

このように、失敗しても損失が限定されるリスクテイクの機会をたくさん持つ。

そうすれば、小さな失敗の数が増えていきます。でも、それだけではありません。その経験の中から、成功のチャンスを掴める可能性も高くなっていきます。

そもそも、リスクを取らなければ、リターンはゼロです。失敗はないかもしれませんが、変化もありません。

リスクテイクに二の足を踏んでいる人の多くは、リスクを過大評価しています。始めてもいないのに、悪い結果ばかりを想像して、やらない言い訳ばかり探している。

私に言わせれば、リスクを取らないリスクの方が大きいと思います。

私自身、たくさんの小さなリスクを取り、たくさんの失敗を経験しました。中には、無謀なリスクもあり、相当に落ち込んだ経験もあります。

でも、そんなリスクテイクの積み重ねこそが、今の自分を作った最大の要因だと思っています。

失敗しない人は、絶対に成功もできない。これは真理です。

8月20日に末岡よしのりさん（写真左）とコラボレーションする「お金持ち列車の乗り方」セミナー（来場者全員に書籍プレゼント付）でも、成功するためのリスクの取り方についてお話したいと思っています。

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※内藤忍、及び株式会社資産デザイン研究所、株式会社資産デザイン・ソリューションズは、国内外の不動産、実物資産のご紹介、資産配分などの投資アドバイスは行いますが、金融商品の個別銘柄の勧誘・推奨などの投資助言行為は一切行っておりません。また、投資の最終判断はご自身の責任でお願いいたします。