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褒め言葉なのか、皮肉を言われているのかはわかりませんが、昔から「要領が良い」と言われることが多い子供でした。テストや受験の本番に強く、直前に準備して、最小の労力で合格するのが格好いいと思っていました(今もそうです)。

テストというのは、評価する人に対して、どこまで実力以上に自分を見せられるかが勝負です。

そのためには評価基準を知り、それに沿った準備をする。それは評価する人とのコミュニケーション能力の問題とも言えます。相手の気持ちを読んで、それに対応する能力が高ければ、実力以上に評価を高められるのです。

実際、高校3年の時、予備校の模擬試験では合格可能性ゼロ(E判定)が続いたのに、都立高校から現役で大学合格し、周囲を驚かせました。それは、相手(大学)を良く研究し、半年間で集中して出題者が求めることだけを効率よく学び、それをアウトプットする方法に労力を割いた戦略が奏功したと自己分析しています。

テストでは、自分の実力以上に見せる技術が重要ですが、同じ評価を受ける機会でも、健康診断では実力以上に健康に見せてはいけません。むしろ、敢えて実力以下に見せるくらいの方が良いのです。

健康診断の前になると、体重を減らしてメタボにならないために急にダイエットを始めたり、血液検査の数値を改善するためにお酒を控える人がいますが、これは誤った行動です。

健康診断はテストや受験のように良い結果を得ることが目的ではなく、悪いところを早期に見つけてもらうためにやることだからです。

本当は病気なのに、頑張ってそれを健康に見せることは、デメリットでしかありません。

来週、健康診断を受ける予定になっています。直前には敢えて不健康な生活をして、悪いところがあれば、早期発見してもらえるように努力しようと思います。

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※内藤忍、及び株式会社資産デザイン研究所、株式会社資産デザイン・ソリューションズは、国内外の不動産、実物資産のご紹介、資産配分などの投資アドバイスは行いますが、金融商品の個別銘柄の勧誘・推奨などの投資助言行為は一切行っておりません。また、投資の最終判断はご自身の責任でお願いいたします。