いつも楽しそうに、好き勝手なことばかりしているように見られがちな私ですが、いつも恵まれた環境で生きてきた訳ではありません。今まで人並み以上の失敗や苦労も繰り返し、「人生終わった」と思い詰めたこともありました。

そんな辛い経験の中から、逆に逆境でも毎日を心豊かに生きるための「心の持ちよう」を学んできたと思っています。恵まれた環境にずっとぬるま湯のように浸かっていたら、気が付くことの無かった視点です。例えば、私は心の乱れが起こりそうになったら、次のような「自分の金言」を思い出すようにしています。

■ 「事実は一つ、解釈は無限」
世の中で起こっていることの事実は1つです。それをどのように解釈するかは、それぞれの個人の自由です。「コップに水が半分しか入っていない」と思うか「コップに水が半分も入っている」と思うか。物事をネガティブに捉えるより、有難いことと感謝の気持ちを持つ人の方が、心豊かになることができます。

■ 「人は人、自分は自分」
人と比較するのを止めると気持ちが楽になります。会社の同期と出世競争したり、経営者同士が会社の規模を競ったりするのは、モチベーションアップになるなら悪くはありません。しかし、そこだけに目標をフォーカスしてしまうと、いずれマイナスの影響が出てきます。比較から嫉妬したり、僻(ねた)んだりするネガティブなエネルギーを浪費するより「人は人、自分は自分」と自分軸で淡々と過ごせば良いのです。

■ 「どん底にいれば後は良くなるだけ」
絶対的な不幸を嘆くよりも、そこからのベクトルで考えると心が楽になります。もうこれ以上は悪くならないと、底打ちを感じることができれば「明日は今日よりも良くなる」と前向きになれます。「夜明け前が一番暗い」のです。

■ 「変わり者は褒め言葉」
価値観は環境で変わります。常識ばかりを追い続けるのではなく、変わり者と言われることを恐れないことです。人と違うことが個性だとすれば、変わり者と言われることはネガティブなことではなく、最大の褒め言葉と思えます。空気を読むより、自分に正直に生きれば良いだけです。

■ 「未来は予想できない」
勝手にこれからの人生を悲観している人がいますが、未来を勝手に決めつけないことです。自分がコントロールできない、そして予想さえできないことが次々と起こるのが人生です。今は不幸だと思っていることが、将来とても良かったと思えるかもしれない。未来は誰にもわからないから、ワクワクするのです。

コロナショックで更に変化の激しい世の中になり、精神的にストレスを抱えている人は多いと思います。自分の心を落ち着かせる金言をいくつか持つことで、ブレてしまいがちな感情を、落ち着かせるようにしたいものです。

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