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人生には3つの坂があるといわれます。「上り坂」「下り坂」そして「まさか」です。それぞれにどう対応していくかによって.クオリティ・オブ・ライフが変わってきます。

まず、上り坂では奢(おご)らないこと、慢心しないことです。仕事もプライベートもうまくいくと、調子に乗って生活が派手になったり、傲慢になったりする。このような行動の変化は、とても危険です。

うまくいけばいくほど「実るほど頭を垂れる稲穂かな」という言葉の通り、謙虚な姿勢が大切です。自分が成功したとしても、それは自分自身の力だけではなく、周りの人たちのサポートあってのものだと、自信過剰にならないことです。

逆に下り坂では、悲観しないことが大切です。思うようにいかず改善の余地がたくさんあるという事は、裏を返せば伸び代が大きいということ。ピンチは成長のチャンスと考えることで、腐ることなく地道な努力を続けることができます。それが、将来の上り坂につながるのです。

3つ目の「まさか」といえば、昨日の朝、私の住んでいるマンションの地下で火災が発生しました。室内に警報が鳴り響き、消防車が数十台で消火する騒ぎでしたが、幸い昨日夜に鎮火し、住宅への被害はありませんでした(写真)。

しかし、今回「まさか」の準備をておくことの大切さを、再確認することができました。

具体的には、まずリスク管理の重要性です。自宅に保管している大切な書類は、貸金庫に保管しておく。また万が一自宅が全焼してしまっても、復旧対応できる体制を作っておくことです。

そして、もう1つは何より悔いのない毎日を過ごすことです。人生の一寸先は闇です。何があったとしても、それまでの事を後悔することのないようにしたいもの。

実は、私を含め、多くの人はこの3つ目の坂を過小評価しています。今回の出来事は、運命の神様が「まさか」への事前準備の重要性を親切に教えてくれたのだと思います。

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※内藤忍、及び株式会社資産デザイン研究所、株式会社資産デザイン・ソリューションズは、国内外の不動産、実物資産のご紹介、資産配分などの投資アドバイスは行いますが、金融商品の個別銘柄の勧誘・推奨などの投資助言行為は一切行っておりません。また、投資の最終判断はご自身の責任でお願いいたします。