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新年あけましておめでとうございます。本ブログも読者の皆さまの有形無形の励ましによって、これまで続けることができました。今年も毎日更新を目指します。

さて、2021年の始まりに今年の抱負や目標を考えている人も多いと思います。2021年が素晴らしい年になるように、私なりに考えた「3つの行動規範」をご紹介しようと思います。

行動規範1.物事をポジティブに捉えるようにする
いつも書いているように「事実は1つ、解釈は無限」です。出来の悪い仕事仲間がいたとして「使えない奴」とネガティブに切り捨てるか「これから伸び代がたくさんある」とポジティブに受け入れるか。同じ現実でも、解釈によって行動は変わります。

私は神様ではなく人間なので、努力を放棄した人をポジティブに捉えることは難しいです。でも、完全を求めてあら捜しをするより、不完全な中にも常に可能性を見つけようとする姿勢を忘れないようにしたいと思います。

行動規範2.GIVE&GIVEを心掛ける
ビジネスの基本は取引です。何かを与えて、相手から何かを受け取る交換(トレード)によって成り立っています。

その事自体は否定しませんが、その関係の先にGIVE&GIVEという関係があっても良いと思うようになりました。

例えば、信頼関係の成立したビジネスパートナーであれば、出し惜しみしないで、こちらから価値提供を心掛ける。即座に経済的な見返りを求めるのではなく、パートナーの感謝や喜びを見返りと思える。そんな、余裕のある関係を自分の周りに広げられたら素敵なことだと思っています。

これは、ビジネスだけではなくプライベートでも同じかもしれません。

行動規範3.動機善なりや、私心なかりしか?と問いかける
この行動規範は、京セラの創業者である稲盛和夫さんの座右の銘です。事業を興そうという時に、それが自己のエゴイズムだけではなく、世の中に必要な良いことなのか。そう問いかけることが重要だという事です。

長期的に利益の出ない事業は、株式会社ではやるべきでは無いと思っています。でも、単に儲かるからという理由だけで、ビジネスを始めるのも間違っていると思います。なぜなら、自己都合だけで他の人の役に立たない仕事は長続きせず、いずれ事業として成り立たなくなるからです。

誰かから価値を奪い取る仕事ではなく、価値を生み出して、それをシェアするという視点を忘れてはいけません。

去年はっきりしたことは、目先の利益だけを追求する20世紀型の資本主義は、もう終わりを告げたということです。経済的合理性を求めるだけではなく、その先にある何かを見つけることが必要な時代になっています。

そんな環境変化の中で、2021年は3つの行動規範を頭の片隅に置きながら、自分にとって何が大切なのかについて、さらに思索を深めていく1年にしたいと思います。

本年も、読者の皆さまに少しでも価値を提供できるよう更新していきます。引き続き本ブログをどうぞよろしくお願いいたしますm(__)m

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※内藤忍、及び株式会社資産デザイン研究所、株式会社資産デザイン・ソリューションズは、国内外の不動産、実物資産のご紹介、資産配分などの投資アドバイスは行いますが、金融商品の個別銘柄の勧誘・推奨などの投資助言行為は一切行っておりません。また、投資の最終判断はご自身の責任でお願いいたします。