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7年前の50歳のとき初めて銀行からお金を借り、そこから借り入れを膨らませ、今では借入残高が10億円近くになっています。

以前は「借金=悪」と言う固定観念に囚われていましたが、その呪縛から解放されたことによって、お金や将来に対する不安が全く消えてしまいました。

消費のための借金は将来の返済不安をもたらしますが、投資のための借金は安定した収益を生み出し安心感につながるのです。

例えば、10億円を年利5%で運用したとすれば、年間5000万円の収益となります。不動産や太陽光発電投資、さらにはキャンピングカーやマイニングといったインカム型の投資を組み合わせれば、達成できない数字ではありません(私のリターンはこれより高くなっています)。

一方で、資金調達は金利は平均すれば1%前後です。利払いは年間1000万円程度です。

利息だけではなく元本の返済がありますから、キャッシュフローは収益と利払いの差額の4000万円にはなりません。また、税金を考慮する必要もあります。しかし、金利差分は資産の増加としてバランスシートを確実に改善していきます。

私の場合、返済期間を意図的に短くし、キャッシュフローを敢えてマイナスにすることで、今ある借り入れの早期の返済を行い、追加借り入れをしようと考えています。

変動金利の借り入れは、金利上昇リスクがあると指摘されます。しかし、日本国内の短期金利が上昇するのは、日銀が金融政策を引き締めに転換し、政策金利を引き上げた時になります。

アメリカの金利上昇が話題になっていますが、日本の政策金利の変更には、まだかなりの時間がかかりそうです。

もし数年後に国内の金利が上昇するとしても、短期金利がいきなり5%に跳ね上がるような事態は想定しにくいと考えています。もし考えられるとすれば、日本国内でも急激なインフレの発生、あるいは日本円の急落による通貨防衛のための利上げになるでしょう。

インフレに強い資産にも資産を分散して保有し、アセットアロケーションにおける外貨の比率を高めることで、それらのリスクはヘッジ可能です。

10億円近く借入をして変わったことは、まず投資対象を分散しやすくなったことです。様々な資産に投資することで、更にリスクを軽減できるようになったと感じています。また、株式や暗号資産のような資産価格の変動が、まったく気にならなくなりました。

そして、お金が稼いでくれる収益の絶対額も大きくなり、好きな仕事だけを自由に選べるようになりました。、

どこまでの借り入れをするかは、リスクをどこまで取るかという個人の判断です。私のように10億円借りるのが正しいと言っている訳ではありません。

ただ、このような「お金を借りる力」をせっかく持っている人たちが、なぜそれを行使しないのか。本当に不思議です。

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※内藤忍、及び株式会社資産デザイン研究所、株式会社資産デザイン・ソリューションズは、国内外の不動産、実物資産のご紹介、資産配分などの投資アドバイスは行いますが、金融商品の個別銘柄の勧誘・推奨などの投資助言行為は一切行っておりません。また、投資の最終判断はご自身の責任でお願いいたします。