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今の日本において、経済的に成功するために何が必要なのかを考えてみました。

私が子供の頃は、真面目に勉強して良い学校に入り、一流企業に就職することが経済的な成功と考えられていました。確かに、今でも子供の頃から真面目に勉強して、高学歴を得ることは無駄にはならないかもしれません。

しかし、今やそれよりも圧倒的に重要なのは「リスクを取るマインドの高さ」ではないかと思っています。つまり「リスク許容度」が高い人ほど成功しやすいということです。これは経済的な成功を手にした人たちとお付き合いして痛感することです。

その理由は、人生のほとんどのリスクは、過大評価されているからです。

例えば、大企業に就職するのと、自分で起業して事業を始める。前者は安定し、後者は極めてリスクが高いのは事実です。

でも、リスクとリターンの関係からいえば、多くの人が躊躇する起業の方がリスクに対するリターンが圧倒的に大きく、「割が良い」といえます。

起業のリスクは過大評価され、起業のリターンは過小評価されているのです。

もし、起業して失敗しても、今の日本であれば、いくらでもやり直すことができます。大きな資本が必要ない事業であれば、失敗による経済的な損失もほとんどありません。

リターンも、一流企業のサラリーマンを超えるのは、それほど難しいことではありません。

「やったもん勝ち」の世界です。

投資でもこれは同じです。例えば、不動産投資をするのを、借金に対する恐怖から敬遠している人がたくさんいます(私も生まれてから50年間はそうでした)。不動産投資はおろか、投資自体を未だにネガティブに捉えている人さえ、未だに存在します。

その結果、リスク取る人が少ない分、投資でリスクを取る人は有利な条件でリターンが得られると考えることもできるのです。

頭の良い高学歴な人は、リスクを過大に評価する傾向が強くなります。その結果、目の前にチャンスがあっても、失敗したときのマイナスばかりを考え、チャレンジすることに躊躇してしまうのです。これは、日本の教育が減点主義になっていて、ミスを許さないようになっているのも影響しているはずです。

逆にリスクに対して寛容な人は、とりあえずやってみようと考え、それが経済的な成功につながるというカラクリです。

だから、やらない理由ばかり考えている「優秀な人」は、やらない言い訳は上手かもしれませんが、結果を出すことはできないのです。

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※内藤忍、及び株式会社資産デザイン研究所、株式会社資産デザイン・ソリューションズは、国内外の不動産、実物資産のご紹介、資産配分などの投資アドバイスは行いますが、金融商品の個別銘柄の勧誘・推奨などの投資助言行為は一切行っておりません。また、投資の最終判断はご自身の責任でお願いいたします。