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日本国内の金利が異常な低水準にとどまっている理由の1つは、資金が潤沢に溢れているのに、投資対象が見つからず、国内での円の使い道がないからです。

逆に、新興国の金利や投資の期待リターンが高いのは、信用リスクもありますが、資金需要が強く成長のための資金を求めているからです。

個人投資家の役割の1つは、このように資金が余っているところから資金を必要としているところにお金を循環させる「運び屋」になることです。

私は、新興国の不動産投資も国内と同様に積極的に行っています。

例えば、来月にはカンボジアの首都プノンペンに、2年前に購入した超高層のコンドミニアム「JタワーⅡ」が完成します(写真)。これは、谷俊二さんという日本人が手がけた高いクオリティの物件です。納期をしっかり守っているのもジャパンクオリティで素晴らしいです。

新興国投資には、当然のことながら大きなリスクがあります。

ロシアのウクライナ侵攻でも、新興国投資のリスクを再確認することになりました。

今回残念だったのは、SNSでウクライナの件を持ち出して新興国投資の批判をしている「専門家」がいたことです。後出しじゃんけんで語るのは、投資家ではなく、ただの評論家。私が一番苦手な人たちです。

投資家には、目の前にある現実だけでなく、その先にある未来も見据えることが求められます。ウクライナに対するロシアの蛮行は、投資家の本質も知ることができるリトマス試験紙にもなることを実感しました。

3月からは海外からの帰国時の隔離期間の緩和が行われ、ワクチンを3回接種していると、自宅での3日間あるいは隔離期間なしになるようです。海外へのハードルが下がったら、スタディツアーで新興国に出かけるのを、今から楽しみにしています。

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※内藤忍、及び株式会社資産デザイン研究所、株式会社資産デザイン・ソリューションズは、国内外の不動産、実物資産のご紹介、資産配分などの投資アドバイスは行いますが、金融商品の個別銘柄の勧誘・推奨などの投資助言行為は一切行っておりません。また、投資の最終判断はご自身の責任でお願いいたします。