毎週金曜日17時に配信している無料のメールマガジン「資産デザイン研究所メール」。メールアドレスとお名前を登録するだけで、お金の不安を解消するための具体的な方法をご紹介します。
———-
新潟のお鮨の名店の味を堪能する機会がありました。といっても、新潟まで旅行に出かけた訳ではありません。
南麻布にある会員制のお店がゲストとして招待したポップアップイベントに参加することで、東京で新潟を味わうことができました。
南麻布のこちらのスペースでは、全国の腕利きの寿司職人を東京に招き、ポップアップと称して、数日間握ってもらう催しを企画しています。
今回は5日間で10回転するそうです。
準備するお店のスタッフは大変です。今回はすべての食材を新潟から持ち込んだということで、自前の車に温度管理をした材料を全て乗せて東京まで運んで来ているそうです。
食器や調理器具も運んできてもらい、現地で食べるのと変わらない準備を完璧にしています。
確かに東京では見たことのないような新鮮な新潟のお魚がたっぷり食べられて大満足です。
東京に住んでいる私のようなものにとっては、本店までは新幹線を使っても3時間近くかかるので、往復の6時間が節約できます。
ただし、お会計は安くはありません。職人さんやスタッフの移動料金、東京の宿泊料金などがかかってきます。地元のお店を閉めて来ていますから、お店の売り上げはその間はゼロです。
地元のお店にはまだ伺ったことがありませんが、グルメサイトなどを見ると今回の東京のイベントは本店で食べる価格の2倍程度になったと思います。
東京の人気寿司店の中にはオークションで席料を決めて、新規の客を取っているところもあるようです。同じものを同じカウンターで食べても値段が違う「1物2価」が果たして飲食店のあるべき姿なのかは議論の余地があると思います。
しかし、今回のお店のように同じものを違う場所で出す時に生じる「1物2価」は、お店側の手間やリスクを考えれば決して理不尽とは思いません。
行ったことのない遠方にあるお店にいきなり行くのには勇気が必要ですし、お店側も一見客がいきなり予約しようとしても警戒して受け付けなかったりします。
しかし、今回のような機会があれば、気に入ったお店はその場で予約を取って、次回からは現地に伺うことができます。
お店側としても、信用できる東京の新しい顧客を獲得できるメリットがあると思います。
今回のお寿司もとても満足したので、早速次回の予約を現地で取らせてもらうつもりです。
■ 「初めての人のための99%成功する不動産投資」、シリーズ累計30万部を超えた「初めての人のための資産運用ガイド」など、今までに出版された書籍の一覧はこちらから。