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今年の4月に我が家にやってきたコーギーのピノくんは3kgだった体重が10kgを超え、随分大きくなりました。とは言えまだ1歳にもならない子犬ですから、相変わらずやんちゃで手がかかります。
体格が大きくなった今の方がむしろお世話が大変かもしれません。二本足で立つとダイニングテーブルまで前足が届くようになり、油断しているとテーブルの上のものを引っ張り出していたずらを始めます(写真)。
身体の成長と共にコミュニケーション能力も高まり、「お手」「おすわり」「ハイタッチ」「待て」くらいの簡単な日本語は理解しているように見えます。
想定外の行動に毎日振り回されながらも、愛嬌のある笑顔とつぶらな瞳で無邪気に遊んでいる姿を見ると一緒にいるだけで癒されています。
目下の悩みはプライベートの旅行や仕事の出張で留守にすることが多いことです。また、泊まりでは無くても終日家を空けてしまうことも少なくありません。そんな時は仕方なくペットホテルに預けたり、知り合いにお願いして預かってもらったりしています。
先月は数えてみるとそんな家にいない日が何と17日もありました。月の半分以上は留守にしていたことになります。
飼う前はもし自分がいなくてもきちんと面倒を見てくれる場所に預けておけば安心と思っていました。しかし、それほど単純な話では無いことに最近気が付きました。
ワンコにとっては自宅以外の場所に連れて行かれて、いつもと違った環境で長時間過ごすことは意外に大きな負担になります。
色々な場所を連れ回されると、どこが自分のホームなのかがわからなくなってしまい精神的なストレスがかかるとも聞きました。
考えてみれば子犬は小さな子供と同じです。いくら設備が整った場所で可愛がられても、あちこちに預けられれば不安になってしまうのは当たり前です。車で移動するのもストレスになっているはずです。
ワンコだから感情表現がうまくできず、こちらが正確に感知できていないのだと思いました。
プライベートの旅行は減らすことはできても、仕事の予定は簡単には減らすことはできません。
仕事で海外に出かければ最低でも4〜5日くらいはかかります。国内の視察なども含めれば年に10回程度そんな機会があります。
自分は預けて仕しまえばストレスなく出かけることができますが、ワンコにはとても大きな負担をかけている。
自己実現や楽しみのために都合の良いときだけワンコと一緒にいて、結果的にワンコを巻き込んでしまっているのではないか。
そんな風に思うと何だか自分の勝手な行動が申し訳なく、可哀想に思えてきました。
人間が幸せならワンコも幸せとは限らない。
今更ながらそんな当たり前のことに気づきながら、これからのワンコとのあるべき付き合い方について考えています。
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