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自分の頑張りを自分で声高にアピールするのは逆効果であることは多くの人が気がついてるはずです

本人は「こんなに努力している」「これほど過酷な環境で成果を出している」と熱意をアピールをすればするほど周囲は白けてしまう。

その理由は本人はやる気を見せているつもりでも、周りにとっては「頑張っている自分」に対する自己満足や承認欲求にしか感じられないからです。

また仕事において価値を決めるのはプロセスではなく結果です。苦労自慢は能力不足の裏返しにさえ感じられてしまうのです。

だから「で、結果はどうなの?」というネガティブな反応になります。

高市首相がSNSで発信した「アイロン掛け」や「睡眠時間0~3時間」といった投稿が炎上して揶揄の対象になっているのは、そんな受け手の「頑張っているアピール」への反応を理解していないからです。

「アイロン掛け」は家事もこなす女性らしさで親近感を高めようとする意図もあったのかもしれませんが、「そんなこと時間を割く必要はない」「睡眠を削ってやる仕事ではない」という厳しい意見を生むだけでした。

むしろ、睡眠時間を削ることで健康面への悪影響があって不測の事態を招いたり、脳が充分に活動できず正しい意思決定ができないのではないかという懸念の方が大きくなってしまいます。

そもそも結果を出している人は、苦労や努力を自ら語ったりしません。睡眠時間が短かろうが影で血の滲むような努力をしていようが、表面上は涼しい顔をして圧倒的なパフォーマンスだけを見せる。これが周囲の人たちの心を惹きつけるのです。

大谷翔平選手が「睡眠時間を削ってバットの素振りしています」「子育てでほとんど寝ていません」なんて言い始めたらがっかりです。結果だけにコミットするから大きなリスペクトと人気を得ることができるのです。

高市首相は内閣支持率の低下に焦って今回のようなSNSでの配信を行ったのだと思いますが、支持率低下の要因は疑惑に対する説明責任を果たしていないことや皇室典範改正をはじめとする強引な政治手法への批判が高まっているからだと思います。

今回の炎上騒動で、自分から「頑張っているアピール」をしてはいけないという誰もが忘れてはいけない自己PRの基本が再確認できました。

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