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今年の目標の1つに掲げている、ワインバーの開店。個人投資家が、ワインを飲みながら資産運用について情報交換できる場を作りたいという目的で、準備を進めています。

現状、思うように話が進まず、正直かなり苦戦しています。

夏前から、銀座で物件を見て回り、麹町のとあるお店の休日にお店を借りられないか交渉し、六本木の隠れ家レストランの空きスペースを使わせてもらえないか交渉し・・・と様々なプランを並行して進めていますが、残念ながらまだどれも実現には至っていません。

昨日は、神楽坂を拠点にしている飲食の専門家の方に、相談がてら地元のバーを案内してもらいました(写真)。神楽坂で10年以上続いている老舗のワインバーです。ワインの専門家が集まる訳ではないのですが、上品なお客様が集まって、その場で人脈が広がっていくような素晴らしいお店でした。見習うべき点がたくさんありました。

その中で、大きな気づきの1つは、店長に求められる資質です。ワインバーの場合、店長さんや店員さんのワインの知識がとても重要であり、またお店のスタッフの魅力がそのお店の成否を分けると思っていました。

しかし、私が目指しているのは、ワインオタクの人たちが集まるお店ではなく、ワインを楽しみながら資産運用について語ることができる場です。店長とお客様の1対Nの関係ではなく、お客様同士の交流も魅力の1つになるようなN対Nの関係です。

となると、店長の役割は自分が主役になることではなく、お客様同士の交流をスムースに進めてくれるような、脇役になってもらうことです。ワインの知識も重要ですが、基本的な情報以外は、お客様同士で語ってもらえば良いのです。

男性のお客様が半分以上という想定で、女性の店長が良いと決めつけていたのですが、男性の堅実な仕事をしてくれる店長さんの方が、むしろお客様同士の関係を作るのには良いのではないかという気がしてきました。

いずれにしても、現在の飲食業界の人手不足の中では、物件探しよりもまず人探しが重要だということが良く分かりました。人さえ見つかれば、現状の閉塞状況が打破でき、そうすれば一気に話が進んでいく。

素人が、素手で激しい競争をしているエリアに入っていくのは、極めて危険ですが、専門家の皆さまのアドバイスを受けながら、年内を目標に諦めないで進めていこうと改めて思いました。

オオカミ少年にならないか、未だにとても不安ですが、開店が決まったら、こちらのメールマガジンで、ご案内いたします。