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丸の内朝大学マネーコミュニケーションクラス2014秋が始まりました。朝7時15分からの5回の講義と、東北への1泊2日のフィールドワーク。41名の仲間と共に学びます。

最初は顔も名前も知らなかった人同士が、グループワークを通じて親しくなり、一緒にご飯と食べたり、飲みに行ったり。さらには、旅行にまで一緒に出かける人たちもいます。モチベーションの高いメンバーが、仕事前の朝に集まってくるからこそ、共に成長できる人的ネットワークが形成できるのです。

マネーコミュニケーションクラスは、丸の内朝大学の中でも、最も古くから開講しており、開講回数も、累計の受講者数も一番多いクラスです。毎回、新しいコンテンツを追加していることが評価されているのだと思いますが、それ以上に参加してくるメンバーが素晴らしく、受講生同士のコミュニケーションにも大きな価値があるのが人気の理由です。

勉強熱心で真面目なメンバーが集まっているのは心強い限りですが、投資に関して言えば、真面目に勉強するだけでは残念ながら「成果ゼロ」です。

丸の内朝大学に限らず、セミナーにやってきて真面目に勉強している人たちの中には、勉強ばかりして一向に具体的な行動を起こさない人がいます。その理由を聞いてみると「まだ、わからないことがあるから」「もう少し完全に理解してからはじめようと思って」といった、コメントが返ってきます。

資産運用で大切なことは「小さな失敗を繰り返し、走りながら考えること」だと思います。車の運転を教習所で完璧にマスターしても、一般道で運転ができないのと同じように、勉強だけしていても、実際の行動を起こさなければ何も変わらないのです。

金融資産であれば、まずネット証券に口座を開設して、1万円でも良いから投資を始めてみる。海外不動産であれば、思い切ってスタディ・ツアーに参加してみる。そんな一歩を自ら勇気を持って踏み出すことで、世界が大きく変わるのを実感することができると思います。

今月もカンボジア スタディ・ツアーに出かけますが、過去参加した人たちが口をそろえて言うことは、日本と現地の情報のギャップの大きさです。

「地雷・ポルポト・貧しい子供」というイメージで出かけると、活気に溢れ、急激に成長している経済に驚くことでしょう。日本の成長がカローラだとすれば、フェラーリのような高速で、経済が大きく変わっているのです。現地で肌で感じた時、日本から世界を見ている自分が「井の中の蛙」であることを強烈に意識するはずです。

今回のツアーにもどんな行動する人たちが集まってくるのか、今から楽しみです。

(写真はカンボジアのコンドミニアムのプール、日本より豊かな生活かもしれません)

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