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日本で初めての「ワイン投資本」の制作が佳境に入ってきました。ゲラと呼ばれる実際の書籍のレイアウトと同じ形で印刷された原稿に、修正を入れていく段階になっています。

書籍の制作はワードのような原稿作成ソフトで、まず原稿を一通り完成させます。ある程度のクオリティになったら、それを印刷所でゲラという形にしてもらいます。最初のゲラのことを初校と言います。初校ができると、そこからの修正作業はパソコン上ではなく、紙の上に手書きということになります。初校に赤入れをして、修正が反映されたものは、再校と呼ばれ、これを何回か繰り返していくことで原稿の完成度を高めていきます。

再校の修正にどの位時間をかけるかが、本のクオリティを決めるといっても過言ではありません。

ゲラの修正作業には、毎回4色ボールペンを使っています。

原稿の修正は、赤字を使って
構成や表現の統一といった指示は、青色を使って
原稿修正をしているうちに思いついたことは、緑色を使って
それ以外のことには、黒色を使って

と色を使い分けて1ページずつ丁寧に確認していくのです。1冊の本の修正作業を行うと、赤のボールペンのインクが無くなってしまうくらい大量に書き込むこともありますが、実は本の制作では、この段階が形になっているのがリアルに感じられて一番楽しいのです。

今回の原稿修正作業から、4色ボールペンをLAMYから、フリクションに変えてみました。フリクションというのは、消しゴム(摩擦)で文字を消すことができる特別なインクのボールペンです。最近、4色が発売されたというのを聞いて、早速導入してみました。

原稿を持ち歩いて、待ち合わせの間に1ページ、バーでワインを飲みながら1ページ、電車に座って1ページ・・・という具合に、コツコツと作業を進めています。

年内刊行の予定ですが、果たして間に合うのでしょうか?

まだ、書籍のタイトルも決まっておりません。

「知識ゼロからのワイン投資」
「10万円からはじめるワイン投資」
「ワイン投資1年生の教科書」
「内藤忍のワイン投資の教科書」
「ワインレッドの心」
・・・
候補はいくつか出ていますが、決め手が無いのが現状です。

良い書籍のタイトルがございましたら、アドバイス頂ければ幸いです!

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