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沖縄で藤野公子さんが会員制で主宰している島人グローバル塾のセミナーに講演者として参加してきました。昨年に続いて2回目です。

藤野さんが提唱している「ビジョンロードマップ」。人生の目標を明確に見える化することで、今何をするべきかをクリアにする手法です。4つの分野に分かれてその目標を設定していくのですが、ファイナンシャルリテラシーもその中の1つに入っています。前回に引き続き、人生を変えるお金との付き合い方についてお話させていただきました。

資産形成には時間がかかります。だから若いうちから早く始めることが成功の可能性を高めるためには大切です。ところが、日本の学校では資産運用については、何も教えてくれません。むしろ、お金に働いてもらう投資は悪いことというような、曲がった考え方さえインプットされてしまうのです。

20歳の人であれば、80歳まで生きるとして、まだ60年の時間があります。この間に、長期で資産形成を行えば、ストレスもかけず、ゆったりと資産を増やしていくことができるはずです。

「時間を味方に付ける」
「リスクを取らないリスク」
「チャンスは貯金できない」
「カモとサギ」
「お金を借りる力を何に使うか」
「全体を俯瞰(ふかん)する」
「円安か円高かわからないなら、どうする」
といったお話をしました。

それにしても、この塾に参加している若者の行動力には驚かされます。タイに1年間留学する人、上海のkemuriのインターンの応募して中国で働き始める人、オランダに花の勉強で留学する人、アメリカのストリートアートの勉強を始める人・・・。まさにグローバルな活動をしている人たちばかり。内向き志向と言われる日本の若者ですが、正反対のアクティブな人たちが集まっています。

2時間の講演を食い入るように聞いている学生の顔を見ると、みんなの目が沖縄の海のようにキラキラと輝いていました。そんな講演は、あっという間に終わり、それに引き続き懇親会。時間が過ぎるのは早いものです。

また近いうちに、あのキラキラした目を見に、沖縄に来てみたい。そんな気持ちになった心洗われる一日でした。

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