資産設計実践会メンバーと一緒に、私が都内で運営している民泊施設を視察しました(写真)。

簡易宿所営業の許可を取得した60平米以上ある広めの部屋で、最大宿泊人数は10人。通常の賃貸に比べ、高い収益が見込めます。

東京では外国人観光客が増え、大人数の広い部屋に対するニーズが高まっています。しかし、ホテルはシングルやカップル向けのツインやダブルの部屋が多く、大人数向けの部屋が少なく、価格も割高です。

民泊の運営を行うのであれば、ホテルと競合しにくいこのような広めの部屋の方が、稼働率が高くなる傾向があります。

一方、通常の賃貸では、広めのファミリータイプは借り手の数が少なく、ワンルームマンションのような単身者向けの部屋に比べ、テナント付けに苦戦する傾向があります。

つまり、広めの部屋は民泊、狭い部屋は通常賃貸というのが、正しい戦略となるのです。

ただし、簡易宿所の営業許可はハードルが高く、どこでも簡単にはできません。保健所、消防、そして区役所との調整が必要です。

また、管理運営には、集客、宿泊者への細かな対応、トラブル処理、清掃など細かなスキルが欠かせません。これらを自前でやるのは現実的ではなく、信頼できる会社に委託する方が合理的です。

昨日の視察では、運営会社の代表にも説明に来てもらい、具体的なノウハウを教えてもらいました。

資産設計実践会は、割安な物件のようなインナーサークル情報だけではなく、実物資産のバリューアップの方法についても、「人体実験」の成果をシェアすることで情報提供しています。

視察の後は、物件の1階にある焼き鳥店で懇親会。参加したメンバーにも喜んでもらえてよかったです。

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※内藤忍、及び株式会社資産デザイン研究所、株式会社資産デザイン・ソリューションズは、国内外の不動産、実物資産のご紹介、資産配分などの投資アドバイスは行いますが、金融商品の個別銘柄の勧誘・推奨などの投資助言行為は一切行っておりません。また、投資の最終判断はご自身の責任でお願いいたします。