■【購読者5万人!】毎週金曜日17時に配信している無料のメールマガジン「資産デザイン研究所メール」。メールアドレスとお名前を登録するだけで、お金の不安を解消するための具体的な方法をご紹介します。

昨日は、インナーサークル資産設計実践会第12期のメンバーと一緒に、銀座のワイン&ウィスキーオークションに参加しました。友人の倉田陽一郎さんが創業したシンワオークションの主催です。

79点が出品されていましたが、この日の目玉は日本のウイスキーです。イチローズモルトというカルトウイスキー(マリナーズとはまったく関係ありません)のカードシリーズ16本が出品され、2200万円落札されました(写真)。

競り落としたのは、私の前の席に座っていた方で、アジア系のコレクターのようです。

金融緩和によって資産価格が上昇。株式や不動産だけではなく、ワインやウイスキーなどの嗜好品の価格も高騰しています。法定通貨から実物資産に交換しようとする資金が、この手の市場にも流れ込んできているのです。日本国内だけではなく、中国などのアジアからのお金の流れもかなりありそうです。

値上がりする前に在庫を確保しようと考える人が増えると、それによって生産量の限定されている希少性のある嗜好品の価格はさらに上昇していくことになります。

このオークションでは、1本10,000円以下のワインも競り落とされており、私もカリフォルニアワインを3セット、合計で24本購入することができました。これは、投資用ではなく消費用です。

1本100万円以上するようなウイスキーを自分で飲む勇気はさすがにありませんが、1本数万円のシングルモルトウイスキーも品薄になってきています。マーケットで手に入らなくなってきているものも増えています。

ワインやウイスキーは、健康でなければ楽しむことはできません。自分がいつまで健康でいられるかは分かりませんが、お酒は買った値段を気にせずに、自分の好きなものを自由に楽しめるようにしておきたいものです。

そのためにも、オークションや専門家の方からの紹介で、これからも在庫を増やしていこうと私も思っています。そこで問題になるのが、どこに保管するかです。

特にワインは温度管理が重要なので、セラーで保管しなければなりません。ウイスキーは常温で保管できるので、比較的管理が簡単ですが、場所を取ります。

投資対象として有望だと思っているこのような嗜好品ですが、自分が消費するための購入も増えていきそうです。

投資と消費をしっかり分別して、混同しないようにしなければいけません。

■ 「初めての人のための99%成功する不動産投資」、シリーズ累計30万部を超えた「初めての人のための資産運用ガイド」など、今までに出版された書籍の一覧はこちらから。

※内藤忍、及び株式会社資産デザイン研究所、株式会社資産デザイン・ソリューションズは、国内外の不動産、実物資産のご紹介、資産配分などの投資アドバイスは行いますが、金融商品の個別銘柄の勧誘・推奨などの投資助言行為は一切行っておりません。また、投資の最終判断はご自身の責任でお願いいたします。