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人生の後半戦で豊かな人生を実現するには、「仲間」「健康」「お金」という三種の神器が必要だと1年半前のブログ(豊かな人生に必要な「3種の神器」は健康・仲間・お金)に書きました。

今朝の日本経済新聞電子版に掲載されていた2020年の国勢調査の結果を見ると、この考え方に更に強い確信を持ちました(図表も同紙から)。

まず、健康とお金は、年齢に関係なく豊かに生きるためのベースとなる資産(アセット)です。

高齢者になれば、健康を害することも増えてきます。持って生まれたものもありますが、健康診断や歯科検診などで、心身の健康管理を若いうちから計画的に行うことが大切です。

また、お金に関しても健康と同様、安心を手に入れるためには若いうちからの準備が必須です。20代から資産形成を計画的に正しい方法で続けていれば、40年近い年月によって、必要なお金を手に入れることができます。

今回の国勢調査では、人口減少と高齢化という従来の流れが更に加速していることが示されましたが、高齢化の中で特徴的なのは、高齢者の単身世帯の数が急激に増加していることです。今や高齢者5人のうち1人が一人暮らしという状態です。

そして、結婚できない人、結婚しない人、結婚していた人も増えています。50歳時点の未婚率は、男性が28.3%、女性は17.9%となっています。これは、20年前の12.6%、5.8%というそれぞれの数字から大きく増えています。この世代がこれから高齢者になれば、高齢者の一人暮らしの数は更に加速することが予想されます。

日本の財政状態がこれから悪化していけば、福祉サービスのレベルは維持できず、高齢者にも自助努力が求められるようになります。一人暮らし高齢者が孤立しないための巡回サービスなどの手厚いケアはいずれ望めなくなります。そうなると、頼りになるのは「仲間」です。

高齢のお一人様が増えれば増えるほど、彼らを繋ぎ支え合う人間関係が重要になっていきます。かく言う私も、これは他人事ではありません。

「せっかくですから思いきり楽しんじゃいましょう!」と毎日心から言えるライフスタイルをシニアになってからも維持するには、やはり「人生の三種の神器」が必須。国勢調査の記事は、そのことを改めて思い出させてくれました。

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※内藤忍、及び株式会社資産デザイン研究所、株式会社資産デザイン・ソリューションズは、国内外の不動産、実物資産のご紹介、資産配分などの投資アドバイスは行いますが、金融商品の個別銘柄の勧誘・推奨などの投資助言行為は一切行っておりません。また、投資の最終判断はご自身の責任でお願いいたします。