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最近はメールマガジンやブログといったテキストベースの情報発信よりも、ユーチューブやティックトックといった動画ベースの情報発信が人気です。

私も一時期ユーチューブで毎日配信していましたが、今は中断しています。

毎日書いているこのブログは、続けることにあまりストレスを感じないのですが、動画は撮影に気が進まないことが多く、自分にはあまり向いていないようです。

動画配信に参入している人が相次いでいますが、今やユーチューブは過当競争のいわゆる「レッドオーシャン」になっています。

私が専門としている資産運用やお金の話でも、たくさんのユーチューバーがいて、わかりやすい動画を次々にあげています。

時間をかけてコンテンツを練り上げ、丁寧に編集したクオリティーの高いものでなければ、もはや勝負になりません。

しかも、人気ユーチューバーになったとしても、ちょっと手を抜くとすぐに他の人たちに抜かれてしまいます。

このように考えると、ユーチューブのような旬なサービスに参入して競争することは、あまり割が良いものでは無いのです。

これは、どのビジネスでも同じように当てはまることです。

有望なビジネスエリアと考える人が増えてくると、そのマーケットに参入する人が増えてきます。参加者数が増えて競争相手が多くなるだけではなく、優れたプレイヤーがたくさん入ってくるので、競争優位を維持することが難しくなります。

また、レッドオーシャン市場では競合が価格競争を始めることが多く、ディスカウント競争からマーケットが値崩れしてしまい、収益性が維持できなくなるのです。

市場がレッドオーシャン状態であるなら、その中での差別化を保てるかどうかを考えるべきです。もし他のプレイヤーと差別化できないのであれば、潔くその市場から撤退し、新しいマーケットを探すのが賢明です。

差別化によるオンリーワン戦略こそが、価格競争に巻き込まれないサスティナブル・ビジネスの基本。だから、他の人にもできることをレッドオーシャン市場でやってはいけません。

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※内藤忍、及び株式会社資産デザイン研究所、株式会社資産デザイン・ソリューションズは、国内外の不動産、実物資産のご紹介、資産配分などの投資アドバイスは行いますが、金融商品の個別銘柄の勧誘・推奨などの投資助言行為は一切行っておりません。また、投資の最終判断はご自身の責任でお願いいたします。