【購読者5万人!】毎週金曜日17時に配信している無料のメールマガジン「資産デザイン研究所メール」。メールアドレスとお名前を登録するだけで、お金の不安を解消するための具体的な方法をご紹介します。
———-

女性差別、性的少数者差別など、最近は差別に敏感な世の中になっています。しかし、自然年齢に対する差別は変わることがないようです。

特に50代後半になると、自然年齢による差別が身に染みてきます。

例えば銀行からの借り入れです。

50代半ばを過ぎると、投資用の不動産担保ローンが借りにくくなってきます。年収が下がり、定年までの残りの労働期間が短くなることが借り手としての評価を下げてしまうからです。

仕事を探す時も同じです。

特別なスキルを持っている例外的な人を除けば、多くの人は50代を超えると仕事を見つけることが極めて難しくなります。

年齢が高くなると、清掃業務や交通誘導業務といった肉体的負担が低い仕事しか、求人がなくなると聞きます。

おそらく、私が求職活動をしても、自分がやっても良いと思える仕事を見つける事はほぼ不可能だと思います。

さらに、婚活市場でも50代後半のマーケットバリューは極めて低いようです。

2年前にこちらのブログに書いたように、そもそもこの年になると、結婚対象外になってしまうのです。

婚活して結婚するつもりは、今のところはありません。でも、結婚できるのにしないのと、結婚したいのに出来ないのは、大きな違いです。

いくら、自分は自然年齢よりも若いと力説しても、それぞれのマーケットでのバリューは変わりません。努力が報われないのは、何だか悲しいことです。

時々、電車の中やコンビニのレジで同世代の「キレるおじさん」が話題になります。

周囲に当たり散らす事は決して許されることではありませんが、年齢による差別が身に染みるようになるのが原因なのかもしれません。であれば、その怒りの理由は少しだけ理解できるような気がします。

■ 「初めての人のための99%成功する不動産投資」、シリーズ累計30万部を超えた「初めての人のための資産運用ガイド」など、今までに出版された書籍の一覧はこちらから。

※内藤忍、及び株式会社資産デザイン研究所、株式会社ウェルス・ソリューションズは、国内外の不動産、実物資産のご紹介、資産配分などの投資アドバイスは行いますが、金融商品の個別銘柄の勧誘・推奨などの投資助言行為は一切行っておりません。また、投資の最終判断はご自身の責任でお願いいたします。