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円安とインフレが進んでいます。為替レートはドル円で見ると1ドル=158円近くまで円が売られ、年末年始の薄商いの中で160円の攻防になる可能性も出てきました。
インフレも想定以上のペースで進んでいます。これまで値上げに慎重だった飲食店や食品メーカーもコスト削減が限界となって、値上げをせざるを得ない状況に追い込まれています。人手不足で人件費も高騰し、それが遂に賃貸住宅の家賃にまで波及し始めました。
更なる円安・インフレリスクに備えるには、
外貨資産を保有する
インフレに強い資産(株式・不動産・金・暗号資産など)を保有する
お金を借りる
という3つの対策を円安やインフレが現実化してしまう前に取っておくことが大切です。
このような経済環境で価格競争とはあまり関係なく定期的な値上げを続けているのが、ハイブランドの製品です。
シャネル、ルイ・ヴィトン、エルメス、カルティエ、ロレックスといった誰もが知っている高級ブランドは商品の価格を定期的に値上げして、それが客離れを招くよりもむしろブランディングに繋がるという一般の商品とは異なる状況を作っています。
今後も高価格化によって販売単価を引き上げてそれをブランド価値の維持向上に繋げるというマーケティング戦略を続けることが予想されます。
また、為替に連動させて現地価格を設定することで、地域による価格差がなるべく発生しないように調整しています。円安になれば円建ての価格を引き上げることになります。
洋服のような衣料品はブランド品でも使用すれば価値が下がってしまいますし、流行のデザインがあります。しかし、時計、宝石といった宝飾品であれば、定番モデルのデザインは変わることがあまりなく、自分で使っていても価値の下落は限定的です。
銀行の普通預金にお金を預けていてもインフレ以上に増えることは無さそうです。そうなれば実質的な価値は下落します。
それよりも価値が下がりにくい有名ブランドの宝飾品を購入して使いながら資産防衛する方が賢明だと思います。
クリスマスシーズンが終わってブランド宝飾品の需給関係が緩和するこれからの季節は、そんな資産防衛戦略を実践するのに最適なタイミングです。
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※内藤忍、及び株式会社資産デザイン研究所、株式会社ウェルス・ソリューションズは、国内外の不動産、実物資産のご紹介、資産配分などの投資アドバイスは行いますがで金融商品の個別銘柄の勧誘・推奨などの投資助言行為は一切行っておりません。また、投資の最終判断はご自身の責任でお願いいたします。