毎週金曜日17時に配信している無料のメールマガジン「資産デザイン研究所メール」。メールアドレスとお名前を登録するだけで、お金の不安を解消するための具体的な方法をご紹介します。
———-
ほぼ毎朝通っているスターバックスですが、いつもはショートドリップコーヒーをマグカップでモバイル注文しています。今週珍しくフードメニュを追加してみました。
エッグ・ソーセージマフィンのような商品でしたが、ぐにょっとした食感でぼやけた味わい。残念ながら私の口には合いませんでした。
スターバックスのフードメニュを見るとグルテンフリーの商品はほとんどなく、甘みが強いスイーツ系かマフィンやサンドイッチのようなパンやピタのようなものしかありません。敢えて食べてみたいと思えるものが無いのです。
これは同じコーヒーショップのドトールコーヒーがレタスドッグやミラノサンドといった時々麻薬的に食べたくなるフードメニュを充実させているのとは対照的です。
しかし、フードメニュが充実しているからといって毎朝ドトールコーヒーショップに行こうとは思いません。やはり選んでしまうのはスタバなのです。
考えてみれば、毎朝スターバックスに出かけるのは美味しいコーヒーが飲みたいからではありません。自宅から散歩してお店に入ってのんびりと寛ぎながら、携帯でブログを書いたり、メールのやり取りをしたりするのが目的です。
Wi-Fiが繋がっているので1時間ほど携帯を使って時間を過ごし、また自宅まで散歩して帰る。そんなルーティンの生活に使う場所。これはまさにスターバックス自体が目指している「サードプレイス」(オフィスと自宅以外の第3の場所)です。
とすれば、スタバに払っているのはコーヒーの「飲食代」ではなく、座ってWi-Fiを使わせてもらうための「場所代」と理解すれば、食事のメニュが「アレ」なのも納得できます。
フードメニュだけではなく、もしかしたらコーヒーさえもセブンイレブンよりイケてないのに毎日通ってしまう。
これは決してスターバックスをディスっているわけではありません。スターバックスは場所を売るビジネスなのです。
■ 「初めての人のための99%成功する不動産投資」、シリーズ累計30万部を超えた「初めての人のための資産運用ガイド」など、今までに出版された書籍の一覧はこちらから。
※内藤忍、及び株式会社資産デザイン研究所、株式会社ウェルス・ソリューションズは、国内外の不動産、実物資産のご紹介、資産配分などの投資アドバイスは行いますがで金融商品の個別銘柄の勧誘・推奨などの投資助言行為は一切行っておりません。また、投資の最終判断はご自身の責任でお願いいたします。