■【購読者5万人!】毎週金曜日17時に配信している無料のメールマガジン「資産デザイン研究所メール」。メールアドレスとお名前を登録するだけで、お金の不安を解消するための具体的な方法をご紹介します。

お金に関しては「年収」アップを目標にして努力している人がほとんどですが、私は年収よりも「時給」にこだわるべきだと思っています。

「年収=時給×労働時間」ですから、年収を上げるためには、労働時間を増やすか、時給をアップさせるかしかありません。しかし、年収アップのために労働時間を増やせば、自由な時間は減ってしまいます。

好きでやっている仕事(ライフワーク)であれば別ですが、お金を稼ぐための仕事(ライスワーク)に自分の大切な時間を使ってしまうのは、勿体ないことです。

時間という貴重な資源を無駄にしないためには、時間を安売りしないで時給にこだわる必要があるのです。

では、時給を高めるためには、どうしたら良いのでしょうか。2つの方法があると思います。

まず、得意分野に集中して、苦手な仕事はできる限りアウトソースして、自分より優秀な人に任せることです。

会社員は自分で仕事を選ぶことはできませんが、会社を選ぶことはできます。自分の得意分野で仕事をやらせてもらえ、価値を最も高く評価される会社で仕事をすれば、時給を上げることができます。

自営業であれば、自分がもっとも価値提供できる仕事だけをやるようにすることです。そして、時給の低い仕事は断る勇気を持つことです。もちろん、今までの取引関係や社会的な意義といった視点も考慮すべきですが、「何でもやります」という姿勢を見直し、時給が低い(=自分の価値が評価されない)仕事は、敢えてやめてしまうことです。

もう1つは、お金に働いてもらうことです。

例えば、ワンルームマンション投資は管理会社に完全にお任せして賃貸収入を得ることができます。空室のリスクはありますが、管理会社が対応してくれるので自分で賃借人を探す必要もありません。エアコンや給湯器が故障すれば、管理会社が修理の対応をしてくれます。

このような手離れの良い資産運用から収益が得られるようになれば、自分が働かないで収入が得られ、時給を高めることができるのです。

ライフスタイルにもよりますが、一般的には年収が1億円を超えてくると、それ以上のお金はあまり必要なくなります。

お金を増やすことを優先して使いきれなくなるなら、お金のために時間を使うのをやめて、時間を捻出する方法を考えるべきです。

■ 「初めての人のための99%成功する不動産投資」、シリーズ累計30万部を超えた「初めての人のための資産運用ガイド」など、今までに出版された書籍の一覧はこちらから。

※内藤忍、及び株式会社資産デザイン研究所、株式会社資産デザイン・ソリューションズは、国内外の不動産、実物資産のご紹介、資産配分などの投資アドバイスは行いますが、金融商品の個別銘柄の勧誘・推奨などの投資助言行為は一切行っておりません。また、投資の最終判断はご自身の責任でお願いいたします。