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インターネットは今や、毎日の生活に欠かせないインフラになっています。便利な反面、問題も増えてきました。

一番の問題は「セキュリティ」です。最近、大手企業の保有する個人情報が、海外のサーバーから漏洩する問題が多発しています。また、個人情報が「GAFA(グーグル、アップル、フェイスブック、アマゾン)」のようなビッグテック企業に集中し、収益手段として使われていることも議論になっています。

グーグルで検索すると、それに関係する商品の広告が表示される。ネットでショッピングをすると、おすすめ商品が勝手にメールで送られてくるようになる・・・。便利と言えば便利ですが、あまりに個人的なことを知られすぎていて、不気味に思うことも多いのです。

そんな中、専門家の方からインターネットのこれからについてお話を聞く機会がありました。

インターネットは現在、WEB1.0からWEB2.0と呼ばれる段階にあるそうです。

WEB1.0とは、1995年くらいからのインターネット黎明期に、閲覧だけされていた時代です。通信速度も遅く、画像を見るだけでも時間がかかっていて、AOL(アメリカンオンライン)といった懐かしい名前の会社もありました。

それが、WEB2.0に移行して、インターネット常時接続が当たり前になりました。スマートフォンが普及して、画像や動画を読むだけではなく、自ら配信もできるようになりました。ユーチューブやインスタグラム、フェイスブック、ツイッターといったSNSが主流になりました。

現状のセキュリティ問題を解決して、更に快適なインターネット環境を実現できると期待されているのが、WEB3.0です。

私はテクノロジーの専門家ではありませんが、ブロックチェーン技術によって、特定の企業に個人情報が集中することを解消でき、サイバー攻撃によってサーバーの情報が漏洩したりする問題が解決されると言われています。

非中央集権型のデータ管理になって、GAFAのような特定の企業による個人情報管理が無くなったら、インターネットの世界はどのように変わるのでしょうか?

世界の時価総額ランキングの上位を独占している「GAFA」もWEB3.0への環境変化に対応できなければ、恐竜が氷河期に死に絶えたように消えていくかもしれません。

既にセキュリティ問題を解決しようとする新しい企業が、次々と新しいサービスを開発して提供しています。世の中の変化は、想像する以上のスピードで進んでいるのです。

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※内藤忍、及び株式会社資産デザイン研究所、株式会社資産デザイン・ソリューションズは、国内外の不動産、実物資産のご紹介、資産配分などの投資アドバイスは行いますが、金融商品の個別銘柄の勧誘・推奨などの投資助言行為は一切行っておりません。また、投資の最終判断はご自身の責任でお願いいたします。