【購読者5万人!】毎週金曜日17時に配信している無料のメールマガジン「資産デザイン研究所メール」。メールアドレスとお名前を登録するだけで、お金の不安を解消するための具体的な方法をご紹介します。
———-

ゴールデンウイークに出かけたお店の多くは、アラカルトではなくコース料理しか受け付けない営業形態でした。しかも、同じ時間に全員が揃ってから始まる、一斉スタートのお店です。

そんなお店に一緒に行ったメンバーに、苦手な食材がある人がいました。お店のスタッフに伝えたのですが、それに対する2つのお店の対応が真逆なのが何とも印象的でした。

恵比寿のお店は、苦手な食材に関してはスキップさせてくれたのですが、別の食材が代わりに提供されることはありませんでした。つまり、そのメンバーだけ、コース料理が2品少なく提供されたのです。手持ち無沙汰にしている中で、他のメンバーが食べるという微妙な展開になりました。

それとは対照的に、白金台のイタリアン(写真)。こちらも、食べられないお料理の代わりに、特別なお料理を用意してくれるわけではありませんでした。でも、「こんなものしかありませんが・・・」と言いながら、即興でチーズを盛り合わせにして出してくれました。

臨機応変に対応してくれる、その心遣いに好印象です。

一斉スタートのコース料理の店側の目的の1つは、全員に同じものを同じタイミングで出すことで、食材のロスを減らし、調理の効率性を高めることだと理解しています。

とすれば、好き嫌いがあって食べられないものがあるのであれば、その代替を期待するのは、お客側の過剰な要求なのかもしれません。

人気店になればなるほど、この「一斉スタートでコースのみ」の営業スタイルになっていきます。たくさんの来店希望者に効率的に席を案内するためには仕方ない面もあります。

とは言え、食事の前にお店のスタッフに連絡して、何もリアクションが無いまま品数が減ってしまうのは、何だか違和感を感じました。せっかく、お料理のクオリティは高く、接客も良かったのに、そんなことでご縁が無くなってしまうのは残念です。

同じお料理をカウンターに並んで一斉に食べる。何だかケージ飼いの鶏のブロイラーが、餌を食べている姿に似ています。

これからは、好きなものをアラカルトで注文できるお店にもっと行こう。そんな気持ちが強まったゴールデンウイークの経験でした。

■ 「初めての人のための99%成功する不動産投資」、シリーズ累計30万部を超えた「初めての人のための資産運用ガイド」など、今までに出版された書籍の一覧はこちらから。

※内藤忍、及び株式会社資産デザイン研究所、株式会社ウェルス・ソリューションズは、国内外の不動産、実物資産のご紹介、資産配分などの投資アドバイスは行いますが、金融商品の個別銘柄の勧誘・推奨などの投資助言行為は一切行っておりません。また、投資の最終判断はご自身の責任でお願いいたします。